通常「風邪」と書いたら「かぜ」と読みますよね?
われわれ鍼灸師は「ふうじゃ」と読みます。
体に悪さをして体調を崩させる「気」を「邪気」と言い、
性質によって分かれます。
「風邪」かゆみ、しびれ、筋肉のけいれんなども
「暑邪」暑い時期になりやすく、熱中症のような症状が出がち
「火邪」暑邪をもっとひどくしたもので、高熱や出血が起きやすい
「湿邪」重だるさやむくみが多い。水が溜まるので関節の痛みなども
「燥邪」水分が奪われることでおこります。乾燥の強いカゼに似る
「寒邪」寒さ由来。鋭い痛みや悪寒、水っぽい鼻水など
これらは単体でなることもあれば、2つが複合した症状を起こすこともあります。
そうして起こる症状の一つ一つにも名前があり、鍼灸師はそれに応じた施術を行います。
腰痛や肩コリなどの症状に対応することが多いですが、
体調改善のお手伝いもできますので、来院の際にはなんでもご相談ください!