王子谷剛志(東海大学)が初優勝!

優勝した王子谷剛志選手
8月に開催される世界柔道選手権大会代表選考をかねた、体重無差別で男子柔道日本一を争う「平成26年全日本柔道選手権大会」が、2014年4月29日(火・祝)に日本武道館(東京都)で開催。
王子谷剛志(東海大学)が決勝で、ロンドンオリンピック100kg超級代表の上川大樹(京葉ガス)を破り、初の日本一に輝いた。
王子谷は、準々決勝で昨年準優勝の原沢久喜(日本大学)に大外刈で一本勝ちし波に乗ると、続く準決勝も一本勝ち。決勝では豪快な大外刈で勝利を収めるなど、初戦の二回戦から5試合中4試合で一本勝ちをする好成績で頂点に立っている。
優勝候補に挙げられていた七戸龍(九州電力)は、準々決勝で敗退。
以下3位には、世界柔道選手権大会81kg級代表の永瀬貴規(筑波大学)が王子谷に準決勝で敗れたものの大健闘。ほか、西潟健太(旭化成)が入っている。
大会終了後には、世界柔道選手権大会の男子代表発表があり、100kg超級には、上川大樹と七戸龍が選出された。
不振が続く100kg級は、二年後のリオデジャネイロオリンピックへ向けて若手強化に専念するとして、初めて派遣見送りが決定した。
また、ロンドンオリンピック銀メダリストの73kg級:中矢力(綜合警備保障・ALSOK)と66kg級に高市賢吾(東海大学)が追加選出され、男子代表選手9名が出揃った。

Facebook
X(エックス)
Youtube
Instagram
















