柔道トピックス
監督のコメント
全日本柔道男子 井上康生監督
井上康生監督
73kg級は、講道館杯で良い柔道をしていた大野が、第一人者の中矢を破る嬉しい結果。
大野は昨年に比べ柔道の内容が緻密になってきた。能力だけでなく、試合展開、技のバリエーションが増えたと思う。寝技の技術を磨き、もっとレベルアップさせたいですね。
中矢はコンディションも悪く、最悪の試合内容でしたが、オリンピックメダリストの意地を見せてくれました。このコンディションで決勝まで上がったことは評価したいです。今日の結果をきちんと受け止め、一度リセットして次に繋げて欲しいですね。
大野の活躍は中矢にとって良い刺激になったのではないでしょうか。西山とかも含め、今後は争わせていきたいです。
81kg級は残念です。3選手が同じ相手に同じ技で負けている。責任を感じてもらいたい。ホームでの良い環境にも関わらず、今日の結果は地力がありません。81kg級は立て直しが必要だと危機感を感じました。
現在の代表は横一線。それも厳しい言葉で言えば、低いレベルでの横一線です。どうレベルアップさせるのか、私も燃えてきました。選手の底上げをしていきます。
明日出場の選手は、思い切った試合をしてもらいたいですね。
全日本柔道女子 園田隆二監督
園田隆二監督
63kg級の津金は、内股の技が切れる選手。どういう試合をしてくれるのか、期待をしていました。
若い選手があのような伸び伸びとした試合をしてくれたのは、本当に嬉しい。
今の段階では、一番良い柔道をしています。もちろん内容を見れば、もつれた試合も多く、課題はたくさんあります。
しかし、若いうちから多くを求めると選手は潰れてしまう。そういった上で、今の段階は一番良いということです。
今後代表に届くのではないかと見えてきたと思うので、グランドスラムでの優勝は自信にして欲しいですね。
70kg級の田知本は、怪我もしていたため、内容的には良く無かったのですが、決勝まで上がったことは評価したいです。この結果を悲観的に捉えず、やらせていきたいですね。
明日は2階級。4名ずつ出場できるので、両階級で金メダルが獲れるようにやらせたいです。

Facebook
X(エックス)
Youtube
Instagram
















