平岡 拓晃選手

昨年は世界柔道選手権大会で敗退。その後の講道館杯でも年下に負けて、グランドスラムでも敗退。

それを見て、「平岡はもうダメだろう」と思った人もいると感じて悔しい思いをしました。でも、その負けは全部ロンドンに繋がっているんだと思い、気持ちを切替えて、何クソ根性で頑張りました。

マスターズが終わって、大きな怪我もなく練習に打ち込めたことが良かったと思います。

意識はしていなかったのですが、9回目の出場で今年勝てば5連覇。5連覇でなく、「オリンピックの切符を獲りに行くんだ」と、自分に言い聞かせてやってきたのが良かったです。

オリンピック代表に選ばれたら、気持ちを切らさずに、オリンピックのことだけを考えて調整していきたいです。

親をはじめ、妻や娘、怪我をすれば直ぐに見てくれる先生など、周りの環境に本当に助けられています。これからもお世話になると思うけど、期待に応えられるように頑張ります。