ホームメイト 柔道チャンネル English

グランドスラム東京2011

吉村和郎強化委員長インタビュー

「柔道グランドスラム東京2011」について全日本柔道連盟の吉村和郎強化委員長にお聞きしました。

本格的な代表選考のスタートとなる大会

本格的な代表選考のスタートとなる大会

今回の柔道グランドスラム東京は、ロンドンオリンピックの約半年前に開催されるということで、今までの大会とはまったく意味合いが違うし、IJFポイントランキングが100%反映されるわけだから、ここからは今まで以上に、一試合、一試合が非常に大切になってくる。

オリンピックの日本代表を選出する上では、今大会と、来年の柔道ワールドマスターズ アルマティ(1月14日〜15日)、そして柔道グランドスラム パリ(2月4日〜5日)あたりの国際大会が非常に重要。

これらの大会で、どんな内容の試合ができるのか、あるいはどれだけのポイントを取ることができるのか、それによりオリンピック候補選手が絞られてくることになる。

そういう意味では、今大会が本格的な代表レースの第一歩と言っていいだろう。すでに2〜3人の選手に絞られている階級もあれば、まだこれからの大会の内容次第という階級もある。

選手たちは4年間、オリンピックという目標に向かって必死にやってきたと思う。毎年やっている世界柔道選手権大会(以下、世界選手権)と4年に一度のオリンピックとでは、注目度もまったく違うわけだから、代表の可能性を持っている選手には、これからの約半年、執念で頑張ってほしいね。

「絶対に勝つ」という執念を試合で見せてほしい

「絶対に勝つ」という執念を試合で見せてほしい

今大会は、オリンピック前ということもあり、世界中から有力選手がエントリーしている。今年の世界選手権の上位入賞者も多い。その中で、日本選手がどのような戦いを見せることができるか。

東京での大会ということで、コンディションの調整等において、地の利があるわけだから、オリンピックを狙うような選手は、今大会できっちり優勝してポイントをあげなくてはいけないし、もちろん、内容的にもオリンピックにつながるようないい戦いを見せてほしいと思うね。

ケガをしている選手もいるが、ここまで来たら痛いだの痒いだのと言っている余裕はない。どれだけオリンピックに出たいのかという気持ちが強いか、最後は、その気持ちの戦いになるだろう。

男女両方に言えることだが、最近の試合を見ていると、みんな勝負に対して非常に淡白になっている。もっと勝つことに貪欲になってほしい。

「絶対に勝つ」という執念を前面に出すような試合を見せてほしい。それがオリンピック出場につながっていくと思うね。

このページのTOPへ

  • 柔道ブログ

  • 柔道整復師ブログ

  • 接骨院・整骨院ブログ

  • 柔道整復師情報

  • 柔道整復師専門学校検索

  • 全国接骨院情報

  • 全国の接骨院・整骨院検索

  • スマートフォン版
    「柔道チャンネル」へのアクセスはこちら

    スマートフォン版柔道チャンネル

注目ワード