接骨院(整骨院)に通うとダイエットになるというのは本当?
接骨院(整骨院)に通うだけで痩せることはありません。
しかし、「姿勢の改善」により猫背が解消されると、スタイルが良くなったように感じられるでしょう。
骨盤矯正による「骨盤ダイエット」への挑戦もおすすめです。
歪んでいた骨盤を矯正すると、その場でウエストが細くなる方が多いようです。
また、便秘や冷え性にも効果を発揮するため、代謝が良くなって太りにくくなります。
骨盤矯正をすることで、ダイエットしやすい(痩せやすい)体をつくることができるのです。
特に、出産後の女性は、骨盤が開いたままの状態になってしまい、骨盤に大きな歪みを生じている場合が多いようです。
「出産してから太りやすくなった」と感じている方は、接骨院(整骨院)へ通って、骨盤矯正をしてみてはいかがでしょう。
接骨院(整骨院)で花粉症対策ができるって本当?
花粉症をはじめとするアレルギーは、接骨院(整骨院)におけるマッサージや整体で改善がみられる場合もあり、予防や症状の緩和には効果が期待できます。
また、鼻骨や脊椎の調整、及び肩こりの改善などにより、鼻の通りが良くなることもあります。
アレルギー症状で悩んでいる方は、一度、接骨院(整骨院)で相談すると良いでしょう。
捻挫(ねんざ)と脱臼(だっきゅう)はどこが違うの?
捻挫と脱臼は、スポーツや交通事故などで関節に大きな力が加わり、関節の骨が本来の位置(状態)からずれてしまった状態のケガです。
捻挫は、関節の骨が軽くずれた程度で関節包(※)内に留まっている状態のことです。
脱臼は、関節の骨が大きくずれ、関節包(※)から飛び出してしまった状態のことです。
ぎっくり腰やむち打ちの一部は、腰椎や頚椎の捻挫を起こしています。
※関節包とは、関節を包み込んで安定させる役割を果たす、関節を構成する組織のひとつです。
脱臼(だっきゅう)したら手術が必要?
脱臼すると、動かすことが困難になり、見た目にも腫れ上がってしまい、すぐに手術が必要だと思う方も多いのではないでしょうか。しかし、柔道整復術による施術で脱臼した関節を本来の位置に戻すことが可能な場合もあるのです。
そのため、脱臼したら必ずしも整形外科での手術が必要というわけではありません。手術すると傷痕が残るというデメリットもあるため、医師とよく相談した上で決定しましょう。
捻挫(ねんざ)は、放っておいても大丈夫?
捻挫は、見た目にはほとんど変化が見られないため、湿布を貼るだけで病院に行かないですませる人が多く存在します。
しかし、関節周りの靭帯が切れている場合や、血管が切れている場合もあるため、早めに治療を受けた方が良いでしょう。
また、2週間以上経過しても症状が良くならない場合は、機能や形態の異常が残ってしまうこともあります。必ず、接骨院(整骨院)に相談するかあるいは医療機関で受診しましょう。
骨折したらすぐに診てもらった方がいいの?
骨折は、1時間以内に治療すると痛みが少なく、治りも早くなります。1時間以内に医療機関が見つからなかった場合も、6時間以内に治療することを心がけて下さい。
6時間以内であれば、折れた骨の周囲の筋肉が硬くなっていないため処置しやすい状態です。
骨折は、時間が経過すれば治るものではないため、なるべく早く医療機関で診てもらうようにしましょう。
骨折した部分は前より骨が強くなるの?
骨折した部分は、治癒の過程で一時的に骨折前の骨より太くなる場合があるため、「骨折すると骨が太くなって強くなる」と勘違いされている方がいます。
しかし、骨折した骨は元の骨と同様になるだけで、強くなったりはしません。
骨折後、運動できるまでは何ヵ月?
骨折した骨が元通りになっても、骨の周りの筋肉や関節が元通りになるまでは、体の負担が大きい運動は避けるべきです。
骨折後、運動できるまで回復するには、最低でも3ヵ月はかかる場合が多いようです。
骨折箇所やケガの程度によっては、1年以上かかる場合もあります。
医師とよく相談して、リハビリを進めていくようにしましょう。