試合
試合は、試合場内で行ないます。試合者の一方、または双方が、場外に出た場合に施された技は、無効となります。
また、試合は、立ち勝負から始め、一本勝負とします。
場外に出た場合とは、立ち姿勢の場合では片足、捨て身技の場合では半身以上、寝技の場合では両試合者の全身が出たときを指します。
試合の開始

試合者は、試合場の中央で、約3.64m(2間)の距離を置いて向かい合って立ち、互いに立礼を行ない、左足から一歩前に進んでそれぞれ自然本体に構え、審判員の「始め」の宣告により、試合を始めます。
※礼は、座礼を行なうこともできます。
試合の終了

試合者は、審判員の「それまで」の宣告により、試合を終えます。
試合開始時の位置に戻り、向かい合って自然本体に立ち、審判員の宣告と指示、あるいは宣言と動作のあと、右足から一歩さがって直立の姿勢になり、互いに立礼を行ないます。
※礼は、座礼を行なうこともできます。
試合時間

3分から20分の間で、あらかじめ定めます。ただし、試合時間の延長を行なうことができます。
試合の技

投技(手技、腰技、足技、真捨身技、横捨身技)、または固技(抑込技、絞技、関節技)で勝負を決します。
寝技への移行

- 寝技に移ることができる場合
- @投技が相当に効果があって、引き続き寝技に転じて攻める場合。
- A投技を施そうとして倒れたとき、または倒れかかるのを利用して、他方が攻める場合。
- B立ったまま、絞技、または関節技を施し、相当の効果があって、引き続き寝技に転じて攻める場合。
- C投技とは認めがたいが、巧みに相手を倒し、引き続き寝技に転じて攻める場合。
- D前各号に相当しない場合でも、一方の倒れたとき、または倒れかかるのを利用して、他方が攻める場合。

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