柔道トピックス
監督のコメント
全日本柔道男子 井上康生監督のコメント

井上康生監督
今日は81kg級、90kg級の選手達が非常に良い試合をしたと思います。これから選考が行なわれますが、今日の内容を踏まえ、考えていきたいと思っています。
2月の国際大会で優勝した100kg級の羽賀選手。今大会もその勢いで行って欲しいと思っていましたが、準決勝で敗れてしまい、色々と課題が出来たのではないでしょうか。
その反面、1学年上で羽賀選手の先輩でもある高木選手が意地を見せて優勝。海外ではほとんど結果が残せていない状況ではありますが、次に繋ぐことができたのではないかと思います。
100kg超級では、西潟選手の試合内容が非常に良く、昨年世界2位の七戸選手や昨年アジアチャンピオン優勝者の王子谷選手を完封で倒し優勝しました。西潟選手も国際大会を見ると1試合のみ。しかも負けてしまっているので、世界に向けた戦い方が必要になります。全日本柔道選手権大会では、全選手に勝てる準備をして欲しいと思います。
全日本柔道女子 南條充寿監督のコメント

南條充寿監督
48kg級決勝戦は、浅見選手と近藤選手がグランドスラム東京2014以降の対戦。お互いに攻め合い気持ちを出し合う良い試合をしたと思います。
優勝した浅見選手は、気持ちが切れることなく強い浅見選手が帰ってきた感じがしました。
一方で近藤選手は、攻撃が雑な場面があり、手だけの攻めをして持って行かれる場面も見られたので、今後の課題となると思います。
57kg級の松本選手も海外の試合を見ても「勝ちきれる力」というものがあるので、非常に評価できると思います。