- 大会初日
- 大会2日目
- 世界柔道選手権大会 日本代表選手
監督のコメント
全日本柔道男子 井上康生監督のコメント
井上康生監督
90kg級、第一シードのベイカー選手、優勝して世界にという思いがあったと思います。世界で勝つためには、まだまだやることがたくさんあったと、改めて彼自身、そして我々も認識できたのは良かったです。
優勝した吉田選手は講道館杯前に怪我をして、ずっと悔しい思いを持ちながら、この大会に臨んだのではないかと思います。団体戦でも全勝して優勝に導きました。また、他の国際大会でも活躍しているということもありますので、今後が非常に楽しみです。
100kg級は、全日本柔道選手権大会もあるので、それを見ていきながら色々なものを判断していきたいなと思っています。
世界柔道選手権大会に派遣しないという発表は、ヨーロッパ遠征が終わってすべてを通していくなかでは、この段階での発表は妥当だと思っております。
そこで意地を持ってやってもらわないといけません。熊代選手のコメント(動揺した)じゃないですけど、昨年の一年間を見たときに、国際大会で勝ってる試合というのは東アジアの一試合だけです。結果で出てしまっているんです。100kg級が低迷しているなかで、どうしたら2016年度に強い100kg級を取り戻せるのか、ということを考えた上での形です。
100kg超級は、皆さんもご存知のように、最近上川選手が非常に調子が良いです。決勝では終始七戸選手がペースを握りながら展開していましたが、終了間際に大逆転。結果を残す、残し続けることは非常に良いですし、少しずつ取り戻しつつあるなと感じています。
若手も出てきているので、しのぎを削りながらレベルアップを図るというのが理想です。また、こちらも全日本柔道選手権大会があるので、そこを見ながら判断していきたいと思います。
全日本柔道女子 南條充寿監督のコメント
南條充寿監督
48kg級は、当初の予想通り第一シード、第二シードが決勝進出。近藤選手の若さあふれる柔道が押し切ったという展開。本当に良い試合だったと思います。今日行なわれた4階級のなかでは一番の収穫。今後が非常に楽しみな選手ですね。
52kg級は、西田選手が手術明けで、ほぼ試合をしていない状態。合宿も万全ではありませんでした。今大会も8番手での出場じゃないかな。西田選手は良かったですよ。こういう状況でチャンスをものにした。本人も言ってましたけど、リラックスした状態で臨めたのが、勝因に繋がったのではないでしょうか。
橋本選手は「勝たなければいけない」と気負いしたところがあったんじゃないかな。中村選手はヨーロッパでもそうでしたが、まだ本調子ではないなと。代表争いをしている二名の戦い方が、ちょっと情けなかった。寂しかったですね。
57kg級の宇高選手は、非常に調子の良いときの宇高選手でしたね。試合の展開も非常に良かった。
63kg級は、阿部選手が初戦で負けてしまった。代表争いという面ではちょっと寂しい。世界でも厳しい63kg級がこのような状態になってしまって、本番に向けて試行錯誤していかなくてはいけないなと感じています。

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