■ 2013年2月4日
2010年に世界ジュニア柔道選手権大会を制して、若手のホープとして名乗りを上げた十田だったが、以降目立った成績を上げられずにいた。
だが、着実に力を付けていたことを証明するかのように、2012年11月に開催された講道館杯全日本柔道体重別選手権大会(以下、講道館杯)で、ベテランの山岸絵美(三井住友海上)、新進気鋭の岡本理帆(藤枝順心高校)の両名を下して、決勝に勝ち上がった。
決勝戦の相手は、48kg級を牽引する浅見八瑠奈(コマツ)。百戦錬磨の浅見相手に十田は健闘し、試合を延長戦まで持ち込むも、最後は判定負けとなった。
12月の柔道グランドスラム東京にリベンジを期して臨み、準々決勝で待望の浅見との再戦となったが、講道館杯のときとは異なり、粘る余裕も与えられずに敗北した。
実力者が集う48kg級のなかでも図抜けた存在である浅見を倒せれば、世界柔道選手権大会の出場権は一気に近づくだろう。若手ならではの勢いのある柔道で、次回も諦めずに挑んでほしい。
※掲載内容は公開時(2013年2月4日)の情報となります。
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2010年に世界ジュニア柔道選手権大会を制して、若手のホープとして名乗りを上げた十田だったが、以降目立った成績を上げられずにいた。
だが、着実に力を付けていたことを証明するかのように、2012年11月に開催された講道館杯全日本柔道体重別選手権大会(以下、講道館杯)で、ベテランの山岸絵美(三井住友海上)、新進気鋭の岡本理帆(藤枝順心高校)の両名を下して、決勝に勝ち上がった。
決勝戦の相手は、48kg級を牽引する浅見八瑠奈(コマツ)。百戦錬磨の浅見相手に十田は健闘し、試合を延長戦まで持ち込むも、最後は判定負けとなった。
12月の柔道グランドスラム東京にリベンジを期して臨み、準々決勝で待望の浅見との再戦となったが、講道館杯のときとは異なり、粘る余裕も与えられずに敗北した。
実力者が集う48kg級のなかでも図抜けた存在である浅見を倒せれば、世界柔道選手権大会の出場権は一気に近づくだろう。若手ならではの勢いのある柔道で、次回も諦めずに挑んでほしい。