4月に行なわれた全日本選抜柔道体重別選手権大会で初優勝し、ロンドンオリンピック日本代表の座を掴んだ女子78kg級の緒方亜香里（筑波大学4年）。

ロンドンオリンピックでの結果は、2回戦敗退と悔しい思いをしたが、女子78kg級の第一人者であることに変わりはない。

4年後のリオデジャネイロオリンピックを目指す再出発の場として出場した先日の柔道グランドスラム東京では、決勝戦まですべて一本勝ちで勝ち上がると、決勝はケガから復帰した佐藤瑠香と対戦。

優勢負けはしたものの、一番のライバルである佐藤に負けたことで「今後は挑戦者の気持ちで臨めるので、今回負けからのスタートで良かった。」と語った。

オリンピックへの道のりは新たなスタートを切った。ライバル同士で切磋琢磨し、4年後のリオデジャネイロオリンピックでのリベンジに期待したい。