2006年全国小学生学年別柔道大会での優勝をきっかけに、数々の輝かしい記録を打ち立ててきた田代未来。

中学校時代は、全国中学校柔道大会の二連覇をはじめ、世界カデ柔道選手権大会優勝、果ては全日本ジュニア柔道体重別選手権大会（以下、全日本ジュニア）を中学生ながら決勝戦まで勝ち上り、準優勝するという離れ技を見せた。

淑徳高校に進学後もその勢いは衰えることなく、金鷲旗高校柔道大会（以下、金鷲旗大会）、全国高等学校総合体育大会（以下、インターハイ）で、団体優勝に貢献すると、さらに中学生のとき獲り損なった全日本ジュニア、続く世界ジュニア柔道選手権大会をも制している。

しかし、2年生で出場した金鷲旗大会にて膝に全治数ヵ月の大怪我を負い、しばらくの間休養を余儀なくされていた。

そして2012年、6月に開催された関東高校柔道大会でオール一本勝ちで優勝し、見事に復活を遂げる。間近に迫る金鷲旗大会、インターハイでの活躍が待ち遠しい選手だ。