11月に韓国で開催された柔道グランプリ・チェジュに出場し、惜しくも準優勝に終わった河野亮哉（日本体育大学4年）。

決勝では2013年の世界柔道選手権大会銅メダリストのキム・ウォンジン（韓国）と対戦。善戦したが力及ばず一本負けを喫した。しかし大会を通じて世界ランク上位選手を相手に堂々とした戦いを披露し、今後の飛躍に期待が寄せられる存在となった。

千葉経済大学附属高校3年時（2010年）に全国高等学校総合体育大会（インターハイ）で3位に入賞し、卒業後は日本体育大学に進学。厳しい稽古で実力を積み、2013年には柔道グランプリ・ウランバートルで3位入賞。さらに昨年9月の全日本学生柔道体重別選手権大会では、決勝で全日本ジュニア柔道体重別選手権大会チャンピオンの林浩平（国士舘大学2年）を下して優勝。悲願の初タイトルを獲得した。