2007年、全国中学校柔道大会で準優勝し、奈良県の天理高校へ進学した土井健史。

その実力を買われ、高校2年で全日本ジュニア柔道体重別選手権大会（以下、全日本ジュニア）に出場したが、2回戦で西山雄希と対戦し敗退。

しかし、翌年、全国高等学校柔道選手権大会で3位、全国高等学校総合体育大会（インターハイ）の個人戦で念願の日本一に輝き、成長ぶりを見せつけた。

高校卒業後は、天理大学に進学。正木嘉美氏の下で技に磨きをかけると、フランスジュニア国際大会で国際大会初制覇を成し遂げた。同年、全日本ジュニアでも3位の好成績を残している。

果敢に攻めきる積極的な柔道スタイルで、今後のタイトル奪取に期待がかかる。