■ 2021年2月1日
2020年講道館杯全日本柔道体重別選手権大会(兼全日本選抜柔道体重別選手権大会)に出場して、4試合を勝ち抜き初優勝を飾った柴田理帆(JR東日本)。
前回大会の3位を上回る結果を目指して臨んだ初戦は、2019年世界カデ柔道選手権大会王者の江口凛(神奈川・桐蔭学園高校2年)から内股で技ありを奪って優勢勝ち。続く3回戦でも2019年全日本ジュニア柔道体重別選手権大会2位の五十嵐日菜(東京・国士舘高校3年)から大外刈で技ありを奪うなど、ジュニア世代の有望株を順当に下して2年連続でベスト4進出を果たした。
準決勝では2019年世界ジュニア柔道選手権大会2位の袴田佳名瑚(桐蔭横浜大学1年)と対戦。3回戦で玉置桃(三井住友海上)に勝利して勢いに乗る相手に対し、序盤は慎重な戦いを続けペースを握ると、ゴールデンスコア(延長戦)突入後にギアを上げる巧みな試合運びで一本勝ち(指導3)。
迎えた決勝では、2014年世界柔道選手権大会王者の宇高菜絵(ブイ・テクノロジー)を積極果敢に攻め続け、延長戦開始1分23秒に3つめ目の指導を奪いシニア大会初優勝を飾った。
コロナ禍で大会中止が相次いだものの、2月にポルトガルで行なわれたヨーロッパオープン・オディヴェーラスで銅メダルを獲得するなど、2020年は限られた出場機会の中で確かな結果を残しており、2021年は国内外の大会でさらなる活躍が期待される。
※掲載内容は公開時(2021年2月1日)の情報となります。
スマートフォン版 「柔道チャンネル」へのアクセスはこちら
2020年講道館杯全日本柔道体重別選手権大会(兼全日本選抜柔道体重別選手権大会)に出場して、4試合を勝ち抜き初優勝を飾った柴田理帆(JR東日本)。
前回大会の3位を上回る結果を目指して臨んだ初戦は、2019年世界カデ柔道選手権大会王者の江口凛(神奈川・桐蔭学園高校2年)から内股で技ありを奪って優勢勝ち。続く3回戦でも2019年全日本ジュニア柔道体重別選手権大会2位の五十嵐日菜(東京・国士舘高校3年)から大外刈で技ありを奪うなど、ジュニア世代の有望株を順当に下して2年連続でベスト4進出を果たした。
準決勝では2019年世界ジュニア柔道選手権大会2位の袴田佳名瑚(桐蔭横浜大学1年)と対戦。3回戦で玉置桃(三井住友海上)に勝利して勢いに乗る相手に対し、序盤は慎重な戦いを続けペースを握ると、ゴールデンスコア(延長戦)突入後にギアを上げる巧みな試合運びで一本勝ち(指導3)。
迎えた決勝では、2014年世界柔道選手権大会王者の宇高菜絵(ブイ・テクノロジー)を積極果敢に攻め続け、延長戦開始1分23秒に3つめ目の指導を奪いシニア大会初優勝を飾った。
コロナ禍で大会中止が相次いだものの、2月にポルトガルで行なわれたヨーロッパオープン・オディヴェーラスで銅メダルを獲得するなど、2020年は限られた出場機会の中で確かな結果を残しており、2021年は国内外の大会でさらなる活躍が期待される。