■ 2022年12月19日
2022年度講道館杯全日本柔道体重別選手権大会(以下、講道館杯)に出場し、前回に続いて2大会連続で3位に入賞した神垣和他(京葉ガス)。
初戦は全日本実業柔道個人選手権大会2位の石山潤平(パーク24)と対戦。ゴールデンスコア(延長戦)にもつれた戦いを指導3の反則勝ちとして初戦突破を果たした。以降も技のポイントが奪えない苦しい試合が続いたが、3回戦で全日本ジュニア柔道体重別選手権大会3位のM田哲太(日本大学1年)を退けると、4回戦では羽賀龍之介(旭化成)を下し勢いに乗る山下魁輝(神奈川県警察)に勝利して、しぶとく準決勝に駒を進めた。
初の決勝進出を懸けた準決勝は、2022年度全日本強化選手選考会3位のグリーン・カラニ海斗(日本体育大学3年)の浮落を浴びて一本負けを喫したものの、続く3位決定戦ではベテラン・垣田恭兵(旭化成)を圧倒。本戦内で3つの指導を引き出して勝利を掴み、自己最高順位に並ぶ3位入賞を果たした。
実業団所属となって迎えた2022年は、全日本選抜柔道体重別選手権大会で1回戦敗退。2022年度全日本強化選手選考会も初戦敗退に終わるなどシーズン前半は不本意な結果が続いた。2019年の世界ジュニア柔道選手権大会で金メダルを獲得して以降は優勝から遠ざかっており、講道館杯での上位入賞をきっかけとして、2023年こそはシニアカテゴリでの初優勝を期待したい。
※掲載内容は公開時(2022年12月19日)の情報となります。
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2022年度講道館杯全日本柔道体重別選手権大会(以下、講道館杯)に出場し、前回に続いて2大会連続で3位に入賞した神垣和他(京葉ガス)。
初戦は全日本実業柔道個人選手権大会2位の石山潤平(パーク24)と対戦。ゴールデンスコア(延長戦)にもつれた戦いを指導3の反則勝ちとして初戦突破を果たした。以降も技のポイントが奪えない苦しい試合が続いたが、3回戦で全日本ジュニア柔道体重別選手権大会3位のM田哲太(日本大学1年)を退けると、4回戦では羽賀龍之介(旭化成)を下し勢いに乗る山下魁輝(神奈川県警察)に勝利して、しぶとく準決勝に駒を進めた。
初の決勝進出を懸けた準決勝は、2022年度全日本強化選手選考会3位のグリーン・カラニ海斗(日本体育大学3年)の浮落を浴びて一本負けを喫したものの、続く3位決定戦ではベテラン・垣田恭兵(旭化成)を圧倒。本戦内で3つの指導を引き出して勝利を掴み、自己最高順位に並ぶ3位入賞を果たした。
実業団所属となって迎えた2022年は、全日本選抜柔道体重別選手権大会で1回戦敗退。2022年度全日本強化選手選考会も初戦敗退に終わるなどシーズン前半は不本意な結果が続いた。2019年の世界ジュニア柔道選手権大会で金メダルを獲得して以降は優勝から遠ざかっており、講道館杯での上位入賞をきっかけとして、2023年こそはシニアカテゴリでの初優勝を期待したい。