■ 2022年10月17日
田中 龍馬 たなか りょうま(男子66kg級)
プロフィール
- IJFポイントランキング:11位
- 強化指定:B強化
- 階級:66kg級
- 年齢:23歳
- 段位:3段
- 最近の主な戦績
- 2021年
- |全日本選抜柔道体重別選手権大会 66kg級 優勝
- 2021年
- |柔道グランドスラム・パリ 66kg級 優勝
- 2021年
- |柔道グランドスラム・バクー 66kg級 3位
- 2022年
- |柔道グランドスラム・パリ 66kg級 3位
- 2022年
- |全日本選抜柔道体重別選手権大会 66kg級 3位
- 2022年
- |柔道グランドスラム・トビリシ 66kg級 3位
- 2022年
- |アジア柔道選手権大会 66kg級 準優勝
※掲載内容は公開時(2022年10月17日)の情報となります。

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2022年8月に行われたアジア柔道選手権大会(カザフスタン)で銀メダルを獲得した田中龍馬(筑波大学3年)。
1回戦は開始1分22秒の背負投で一本勝ち。続く準々決勝も1分45秒の袖釣込腰で技あり優勢勝ちとするなど、切れ味鋭い投げ技で相手を一蹴しベスト4に進出。準決勝では開始早々に一本背負投で技ありを奪われたものの、すぐさま反撃に出て袖釣込腰で技ありを奪い返すと、抑え込みに移行して一本勝ちを収め決勝進出を果たした。
迎えた決勝では世界ランキング2位の強豪・ヨンドンペレンレイ(モンゴル)と対戦。序盤から積極果敢に技を仕掛けると、1分30秒過ぎに大内刈で技ありを奪取。その後も攻撃の手を緩めず、反撃に転じた相手と互角の戦いを続けたが、試合開始2分44秒、両者の胸が合った状態から豪快なやぐら投げを浴びて一本を献上。技・指導ともにポイントでリードしながら、逆転負けを喫して悔しい銀メダル獲得となった。
2021年は柔道グランドスラム・パリでIJFワールド柔道ツアー初優勝を飾るなど飛躍の年となったが、2022年は全日本選抜柔道体重別選手権大会で3位に終わり大会連覇を逃すと、グランドスラム大会でも3位が2回と優勝には手が届かず。男子66kg級をけん引する阿部一二三(パーク24)、丸山城志郎(ミキハウス)に追い付き、追い越すためにも、今後はより一層の経験と実績が求められる。