■ 2021年8月2日
2021年6月にハンガリーで開催された世界柔道選手権大会に出場し、5試合を戦い抜いて金メダルを獲得した丸山城志郎(ミキハウス)。
初戦と3回戦は格下を相手に、得意の内股で技ありを奪い優勢勝ち。準々決勝では相手の変則的な攻撃に手を焼いたものの、ゴールデンスコア(延長戦)の末に反則勝ち(指導3)を収めると、準決勝でサファロフ(アゼルバイジャン)を延長戦開始45秒の内股技ありで下し決勝に駒を進めた。
決勝では2021年ヨーロッパ柔道選手権大会王者で、IJF世界ランキング1位のロンバルド(イタリア)と対戦。序盤から積極的な仕掛けで主導権を握ると、試合時間2分36秒、絶妙なタイミングで繰り出した巴投げで技ありを奪取。その後は相手の反撃を巧みにいなす大人の柔道≠ナ世界の頂点に立った。大会後に「我慢の連続だった」と振り返ったように、技による一本勝ちはなかったが、抜群の安定感を見せつけ、2019年大会に続く大会二連覇を成し遂げた。
世界柔道選手権王者の次なる目標は五輪での金メダル獲得。30歳で迎える2024年パリ五輪に向けて研鑽を重ね、国内外のライバルたちを凌駕する強さを身に付けてほしい。
※掲載内容は公開時(2021年8月2日)の情報となります。
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2021年6月にハンガリーで開催された世界柔道選手権大会に出場し、5試合を戦い抜いて金メダルを獲得した丸山城志郎(ミキハウス)。
初戦と3回戦は格下を相手に、得意の内股で技ありを奪い優勢勝ち。準々決勝では相手の変則的な攻撃に手を焼いたものの、ゴールデンスコア(延長戦)の末に反則勝ち(指導3)を収めると、準決勝でサファロフ(アゼルバイジャン)を延長戦開始45秒の内股技ありで下し決勝に駒を進めた。
決勝では2021年ヨーロッパ柔道選手権大会王者で、IJF世界ランキング1位のロンバルド(イタリア)と対戦。序盤から積極的な仕掛けで主導権を握ると、試合時間2分36秒、絶妙なタイミングで繰り出した巴投げで技ありを奪取。その後は相手の反撃を巧みにいなす大人の柔道≠ナ世界の頂点に立った。大会後に「我慢の連続だった」と振り返ったように、技による一本勝ちはなかったが、抜群の安定感を見せつけ、2019年大会に続く大会二連覇を成し遂げた。
世界柔道選手権王者の次なる目標は五輪での金メダル獲得。30歳で迎える2024年パリ五輪に向けて研鑽を重ね、国内外のライバルたちを凌駕する強さを身に付けてほしい。