2016年6月に開催された柔道グランプリ・ブダペスト（ハンガリー）で金メダルに輝いた青木大（日本体育大学4年）。

1回戦から3回戦までは寝技による一本勝ち。準決勝では巴投げで有効を奪うなど、危なげなくトーナメントを勝ち上がり、そして決勝では指導を先取されるも後袈裟固で逆転の一本勝ち。シニア国際大会3度目の挑戦で、嬉しいIJFワールド柔道ツアー初優勝を飾った。

2015年シーズンは全日本学生柔道体重別選手権大会の初制覇をはじめ、講道館杯全日本柔道体重別選手権大会2位、柔道グランドスラム東京5位など、シニアカテゴリでも上位に進出。

なかでも、初戦でリオデジャネイロ柔道競技（五輪）大会代表の高藤直寿（パーク24）を破り、3位入賞を果たした全日本選抜柔道体重別選手権大会での躍動は、ファンに強烈な印象を与えた。