2015年4月に開催された全日本カデ柔道体重別選手権大会（以下、全日本カデ）で、90kg超級のチャンピオンとなった配島剛（埼玉・埼玉栄高校2年）。

直前の全国高等学校柔道選手権大会では、無差別級で優勝候補の一角に挙げられながらも準決勝で敗れて悔しい思いをしていただけに、喜びもひとしおの全日本カデタイトル戴冠となったはずだ。

埼玉栄中学3年時の2013年に全国中学校柔道大会90kg超級のチャンピオンとなって頭角を現し、高校1年生で出場した2014年のアジアカデ選手権大会（香港）ではオール一本勝ちで国際大会初優勝を飾った重量級期待のホープ。

幸先の良いスタートを切り勢いに乗る高校2年生が、2015年シーズンにどこまで成長を遂げるのか、注目だ。