
マラソンや日々のトレーニングを継続する上で避けて通りたいのが「怪我」です。
ランニング障害の多くは使い過ぎ(オーバーユース)と体のバランスの崩れから生じます。
ここではランナーに特に多い「三大故障」を取り上げていきます。
1.ランナー膝(腸脛靭帯炎)
症状:膝の外側(特に太ももすねをつなぐ部分)の痛み。
特に下り坂や長距離で悪化しやすい。
原因としては股関節周りの筋肉の筋力不足や柔軟性低下により
膝が内側にブレて靱帯がこすれるため。
予防としては殿筋(お尻)の強化(スクワット等)をすることで体幹や股関節の安定性を高める。
ストレッチを行い、股関節の外側や太ももの外側をほぐす。
2.シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)
症状:すねの内側の下部にかけての痛み。
初心者や急に練習量を増やした人に多く見られます。
原因としては不適切なシューズ、硬い路面での練習、または急激な走行距離増加によるすねへの過度な負担。
予防としては段階的な負荷増加(走行距離やペース)を前週から10%以上増やさない「10%ルール」を厳守する。
足首周りのケアを行い、ふくらはぎや足首の柔軟性を高めるストレッチ、足指を使ったタオルギャザーなどで足裏の筋力を強化する。
3.アキレス腱炎・足底筋膜炎
症状:アキレス腱や土踏まず、かかと付近の痛み。特に朝起きた直後の一歩目が痛いのが特徴です。
原因としてはふくらはぎの柔軟性不足、硬い足底筋膜、またはシューズの消耗。
予防としてはふくらはぎのストレッチを行う。
足底のケア、ゴルフボールやテニスボールを足裏で転がし足底筋膜をほぐす。
シューズの交換の目安として走行距離300〜500qを目安に買い替え衝撃吸収性が失われるのを防ぐ。
走ることを諦めないためにもこれらの怪我は体のサインです。
痛みや違和感を覚えたら、決して無理をせず、まずは休養とアイシングで患部を冷やしましょう。
「休むのもトレーニング」という意識を持ち予防のための筋トレやストレッチを習慣にすることで皆さんのランニングライフは必ず豊かで長続きするものになります。
本多鍼灸整骨院すまいる院
住所:福岡市東区香椎2-521-1 セピアテラス
アクセス:JR香椎駅から徒歩3分、西鉄香椎駅から徒歩1分
診療時間:9:30〜12:30 15:00〜20:00
9:30〜12:30 (木曜日)
9:30〜15:00 (土曜日)
(休診日:日曜日、祝日)
特徴:マッサージ・鍼灸治療・電気治療・骨格矯正・オーダーメイド施術
公式ホームページ:https://hondaseikotsu.com/access_smile/
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