今年の梅雨はだいぶ早く始まってしまいましたね。噂では長梅雨になるとも聞いております。
さて普段何気なく使う言葉ですが、なぜ「梅雨」には「梅」という漢字を使っているのでしょうか。
その由来は、中国にあるといわれています。中国の揚子江周辺では梅の実が熟す頃が雨期にあたり、そのことから「梅」の字を使うようになったとされているのです。
ただ、中国から伝わったときは「梅雨(つゆ)」ではなく、「梅雨(ばいう)」として伝わったそうです。
雨によって黴(かび)が生えやすくなることがあげられます。そこから「黴雨(ばいう)」という言葉が生まれたというもの。ただ、語感が良くないので「黴」の字ではなく「梅」という字になったということです。
これくらいの時期から梅干しや梅酒、梅ジュースを漬ける人が増えてきますよね。
暑くなるにつれて水分補給はもちろん大切ですが、梅干しなどで塩分補給も忘れずに。
