
皆さん、こんにちは

3月4日(日)の柔道整復師国家試験まで、残すところ約2週間となりました。
そんな昨今、各地では冬将軍が居座っています
厳しい寒さはまだ続きそうですね
試験当日に体調が優れず実力を出し切れないまま終わってしまったり、試験を受けられなくなったりしては、これまでの積み重ねが水の泡となってしまいます。皆さん体調にはくれぐれも気を付けましょう

さて、それでは今回も昨年と同様に、試験前のウォーミングアップとして柔道整復師国家試験の過去問題を5問程出題します


「過去問題なんてもう何度も解いたし・・・」という方も多いとは思いますが、初期に学習したことは忘れてしまっていることもあると思います。
また将来、柔道整復師を目指したいと考えている方も「柔道整復師の資格を得るためにはどういった勉強をするのか」が過去問題から読み取れると思いますので、ぜひチャレンジしてみましょう


※答えは記事の文末です。
問題1:柔道整復師免許について正しいのはどれか。1.他の人に貸与できる。
2.譲渡ができる。
3.日本国籍がなくても与えられる。
4.相続ができる。
問題2:骨粗鬆症の危険因子でないのはどれか。1.肥満
2.糖尿病
3.胃切除
4.関節リウマチ
問題3:骨折の治癒過程の順序で正しいのはどれか。 1.血腫→肉芽組織→類骨→仮骨→骨折治癒
2.血腫→類骨→肉芽組織→仮骨→骨折治癒
3.血腫→類骨→仮骨→肉芽組織→骨折治癒
4.血腫→肉芽組織→仮骨→類骨→骨折治癒
問題4:肺胞の直径はどれか。 1.約10mm
2.約5mm
3.約0.2mm
4.約0.01mm
問題5:74歳の女性。身長147cm、体重74kg。10年前から続く両膝の痛みを主訴に来所した。痛みは体重をかけると増悪する。両膝とも内反膝を呈し、可動域は伸展−20°、屈曲100°。脛骨近位内側に圧痛がある。発赤、腫脹、及び熱感はない。この患者に対する指導で誤っているのはどれか。1.足底挿板の装着
2.しゃがみ込み動作訓練
3.大腿四頭筋の強化訓練
4.減量

さて、何問答えられたでしょうか?
もしも分からなかったとしても焦らずに、試験当日までじっくりと学習を重ねていきましょう

今回は過去問題を掲載しましたが、こうしてざっと問題を見るだけでも、幅広い知識が問われるということが分かりますね

それと同時に、接骨院などの現場で働くスタッフの多くが、この難しい柔道整復師国家試験に合格した上で私達を診てくれていると思うと、安心感が湧いてくる気がします


そんな柔道整復師の仲間入りができるように、試験当日までの約2週間、頑張って下さいね



■■■問題の答え■■■
【問題1】 正解:3. 日本国籍がなくても与えられる。
【問題2】 正解:1. 肥満
【問題3】 正解:1. 血腫→肉芽組織→類骨→仮骨→骨折治癒
【問題4】 正解:3. 約0.2mm
【問題5】 正解:2. しゃがみ込み動作訓練





