阿蘇中央高校が4年ぶり2度目の優勝!
優勝した阿蘇中央高校
平成24年度全国高等学校総合体育大会柔道競技(インターハイ)4日目(8月5日)は、女子団体戦の3回戦〜決勝戦が行なわれ、阿蘇中央高校(熊本県)が渋谷教育学園渋谷高校(以下、渋谷高校)(東京都)を破り、4年ぶり2度目の優勝を飾った。
優勝候補に上げられながらも、高校柔道選手権大会(以下、高校選手権)で準優勝、金鷲旗高校柔道大会(以下、金鷲旗)ではベスト8と、優勝まであと一歩届かないでいた阿蘇中央高校は、絶対的エースの梅木を中心に、安定した戦いで決勝まで勝ち上がった。
金鷲旗の準々決勝と同じ組合せになった決勝戦は、梅木が渋谷高校の朝比奈に一本負けしたものの、残る土井、上村が優勢勝ち。2−1で金鷲旗の雪辱を果たし栄冠を勝ち取った。
一方、敗れた渋谷高校は、皇后盃全日本女子柔道選手権大会ベスト4の実績を持つ朝比奈を中心に、準々決勝で高校選手権優勝の埼玉栄高校、準決勝で金鷲旗優勝の敬愛高校を破り勢いに乗ったものの、金鷲旗に続き悲願の初優勝には届かなかった。
ベスト4には、松商学園高校(長野県)と敬愛高校(福岡県)。松商学園高校は、57kg級に階級を上げ、パワーアップした出口クリスタの活躍で初のベスト4進出も、あと一歩及ばなかった。
大会は、明日の最終日(8月6日)まで、女子個人戦で熱戦が繰り広げられる。