上野が史上2組目の姉妹メダリストに!
女子57kg級 1回戦 上野-ガリマ・チャウドゥリー
ロンドン柔道競技(五輪)4日目は、女子63kg級:上野順恵が銅メダルを獲得、男子81kg級:中井貴裕は3位決定戦で敗れ、メダル獲得はならなかった。
アテネ・北京2大会連続金メダリストの姉・雅恵に続き、姉妹での金メダル獲得を目指した上野は、1回戦、2回戦を得意の寝技を中心とした柔道で勝ち上ったが、準々決勝は、攻め手を欠き優勢負け。敗者復活戦へまわった。
敗者復活戦を、優勢勝ちすると、3位決定戦は、ツェデブスレン(モンゴル)を相手に終始攻め続け、相手の指導2つで優勢勝ちし、銅メダルを獲得。史上2組目の姉妹メダリストが誕生した。
一方、吉田秀彦、谷本歩実といった金メダリストを輩出した名門・大石道場(愛知県)出身で、男子柔道最年少で出場の中井は、初戦(2回戦)、3回戦を順調に勝ち上がり、準々決勝に進出。
準々決勝は、北京柔道競技(五輪)金メダリストのビショフ(ドイツ)と対戦し、積極的に攻め続けたが、一瞬の隙をつかれ関節技で一本負け。敗者復活戦へまわった。
銅メダルへの望みを繋ぐ敗者復活戦を優勢勝ちし、3位決定戦に進出したが、3位決定戦は、返し技で2度の技ありを奪われ、合わせ技一本で敗退。メダル獲得はならなかった。
昨日に続く2つ目の金メダル獲得はならなかったが、大会4日目も銅メダルを獲得。明日出場する、男子90kg級:西山将士、女子70kg級:田知本遥には、ぜひ2つ目の金メダルを期待したい。