全国強豪校監督インタビュー

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吉元幸洋 監督敬愛高校(福岡県)

吉元幸洋監督

2016年の高校柔道三大大会の初戦「全国高等学校柔道選手権大会」では、見事3度目の優勝を果たした敬愛高校。

創部当初からチームを指導し、全国屈指の強豪校に育て上げてきた吉元幸洋監督に、2016年シーズンに向けた意気込みを伺いました。

好成績を残した2015年を振り返って

好成績を残した2015年を振り返って

昨年は全国高等学校選手権大会で3位、全国高等学校総合体育大会柔道競技(以下、インターハイ)で準優勝、そして金鷲旗全国高等学校柔道大会では優勝することができました。

インターハイ予選が始まるシーズンの前半は、なかなか調子が上がらない選手もいたのですが、夏の本番(インターハイ)が近づくにつれ、徐々にチーム全体の集中力が高まっていき、多くの選手が調子を上げていきました。

優勝できず悔しい思いをした大会もありますが、生徒たちは一戦一戦、全力を尽くして頑張ってくれたと思います。

全国高等学校選手権大会では3度目の優勝

全国高等学校選手権大会では3度目の優勝

今年のチームには昨年に高校三大大会を経験した選手が多く、彼女たちが最上級生になったことで、チームとしてのまとまり、試合に対する意識、練習に取り組む姿勢など、いろいろな面で変化を感じています。夏に向けてその精度を高めていき、昨年以上の結果を残したいと思っています。

また、体の大きな選手がいることも特徴です。今年の3月に開催された全国高等学校選手権大会では、大将の児玉ひかる(78kg超級)につなぐ戦い方で、3度目の優勝を手にすることができました。怪我をしていた選手もいて、決して100パーセントの状態で大会に臨めませんでしたが、「チームとしてつなぎ、最後は児玉で決める」という戦術をうまく実践することができた結果だと感じています。

敬愛高校の練習について

敬愛高校の練習について

練習時間は16時から19時までの約3時間。学年や曜日によっては15時から練習がスタートすることもあるのですが、他の学校と比べて若干短いのではと思います。

練習メニューは固定せず、試合までのスケジュールや選手のコンディションに合わせて臨機応変に練習メニューを組み立てています。また、敬愛高校ならではの練習として、専門のトレーナーによる、オリジナルの筋力トレーニングを行ない、体力強化に努めています。

例えば試合が終わったあとに「この部分の強化が必要だ」と感じたら、そのための練習を徹底して、じっくりと時間をかけて行なうようにしています。特徴的な練習メニューはありませんが、2本の手でしっかりと握って技をかけ切るというオーソドックスな柔道スタイルが本校の特色なので、普段からその部分には力を注いでいます。

また、握り方であれ技の細かな部分であれ、練習中に気づいたことはその場で修正することを徹底し、選手たちに対しても「明日でいいや」ではなく、「今できることは今やっておこう」と指導しています。

受け継がれる自主的な練習態度

受け継がれる自主的な練習態度

女子柔道部ができたばかりの頃は、部員全員が視野に入るような狭いスペースで練習をしていましたが、今では中学・高校を合わせて常時20〜30人の部員が集まるようになり、選手たちの頑張りのおかげで、少しずつ実績も残せるようになってきました。

そうした部の歴史を通じて、常に大切にしてきたことは自主的に練習に取り組むことです。やはり、怒られるからする練習には意味がありませんし、「勝ちたい」「強くなりたい」という目標は、自ら主体的に行動しなければ実現できないのだと、選手たちには常日頃から伝えています。

また、柔道とは直接的に関係はありませんが、身なりを正すことや清潔感を持つことなど、日常生活の中で女性らしく振る舞うこともしっかりと指導しています。

2016年シーズンへの意気込み

2016年シーズンへの意気込み

予選を含めてすべての大会で一戦一戦を大事に戦い、チーム一丸となって頑張りたいと思っています。

昨年度のチームの主力選手の多くが残っていますし、怪我なく1年間を乗り切って、昨年度を超える成績を目標に全力で戦ってくれることを期待しています。

インタビュー:2016年4月下旬

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2015年度は、高校柔道三大大会である「全国高等学校選手権大会」、「金鷲旗全国高等学校柔道大会」、「全国高等学校総合体育大会(インターハイ)」のすべての大会で入賞を果たした女子柔道の強豪、福岡県・敬愛高校。また、2016年の高校柔道の行方を占うとも言われる「全国高等学校選手権大会」においても見事優勝を果たしました。こちらのページには、敬愛高校柔道部の吉元幸洋監督へのインタビューを掲載しています。今年のチームは昨年の大会を経験した選手が多く、チームとしてのまとまりや試合に対する意識が変わってきたと語る吉元監督。一戦一戦を大切に戦っていきたいと考える吉元監督の思いや意気込みをインタビューから感じて頂ければと思います。試合内容や選手たちの自主性を重視した練習方法といった敬愛高校柔道部についての情報も満載ですので、ぜひご覧下さい。柔道チャンネルは、柔道を志すすべての方を応援しております。

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