全国強豪校監督インタビュー

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大石公平 監督大成高校(愛知県)

大石公平監督

2015年度の高校三大大会では、すべて決勝に進出し、全国高等学校総合体育大会(インターハイ)では悲願の初優勝を果たした大成高校。

大石公平監督に新チームの特徴や2016年の抱負を伺いました。

個の力が結集しインターハイを制覇

個の力が結集しインターハイを制覇

昨年のチームは、中心選手が高校1年生のときから優勝候補と言われていた、52kg級の黒木七都美(現・龍谷大学1年)、63kg級の鍋倉那美(現・三井住友海上火災保険)、78kg級の鈴木伊織(現・環太平洋大学1年)の3人が全国高等学校総合体育大会柔道競技(以下、インターハイ)で個人優勝を果たすなど、個の力が強いチームでした。当然、団体戦でも高校三冠を目指していました。

全国高等学校選手権大会(以下、高校選手権)と金鷲旗全国高等学校柔道大会(以下、金鷲旗)では、決勝まで進みながら勝つことができず、とても苦しい流れが続きましたね。

それだけに、苦労して掴み取ったインターハイの優勝は本当に嬉しかったです。

ポテンシャルは昨年度のチームに匹敵

ポテンシャルは昨年度のチームに匹敵

毎日の練習時間は3時間程で、選手のコンディションや個人・チームの課題を考慮しながら、毎回練習内容を変えています。打ち込みや投げ込みは欠かしませんが、毎日必ず行なうメニューはなく、1週間、1ヵ月、1年間という流れの中でバランス良く組み立てるようにしています。また、中学・高校時代は成長期でもありますから、トレーニングもバランス良く取り入れています。

指導の際に心がけているのは、練習の目的や意図をしっかりと理解させ、課題を持って取り組ませることです。自分が置かれている現状を理解していなかったり、柔道に対して気の緩みが感じられたりしたときは、「そんな練習では勝負に勝てないぞ」と厳しい言葉をかけることもあります。柔道に限らず勝負の世界では、甘えがあっては厳しい競争を勝ち抜くことはできません。勝負に打ち勝つ強い心を鍛えるためにも、優しさだけではなく厳しさを持って、選手と正面から向かい合うことが大切だと考えています。

目先の勝敗より、地力を高める指導方針

目先の勝敗より、地力を高める指導方針

私は中学・高校での指導の目的は「育成」であり、目先の勝ち負けよりも、将来につながる地力を高めることを重視すべきだと考えています。

昨今は高校柔道界でも組み手を重視する傾向にあり、戦術的に研究されているチームもあるようですが、その部分は高校を出たあとに磨けば良いというのが私の持論です。

確かに組み手の差によって試合に負けることもありますが、それも選手が成長していく上では必要な経験。それよりも、しっかりと組んで投げる力を付け、最後まで戦い抜くという心を育てることが、中学・高校でやるべきことなのではないかと思っています。 そうした考えから、練習では打ち込みや投げ込みなど、しっかりと一本が取れる技を磨くメニューを、比較的多く取り入れるようにしています。

男子の活躍を刺激に、女子もさらなる高みを

男子の活躍を刺激に、女子もさらなる高みを

男女ともに好成績を残している高校は少ないですし、男子が頑張ったから女子も負けていられないという気持ちが芽生え、その反対もしかりで、互いに良い刺激になっている部分はあると思います。ただ、指導者が違えば考え方も異なるものなので、基本的には別のチームだという捉え方をしています。特に女子は男子に比べ歴史が浅いので、自分たちにできることを精一杯に取り組むだけです。

金鷲旗とインターハイでは、頂点に立ちたいという思いで戦って、優勝を勝ち取りたいと思います。

インタビュー:2016年4月中旬

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2015年8月に開催された「全国高等学校総合体育大会(インターハイ)」において念願の初優勝を飾った女子柔道の強豪、愛知県・大成高校。「全国高等学校選手権大会」、「金鷲旗全国高等学校柔道大会」では決勝で涙を飲み、苦しい状況が続いていましたが、個の力を集結して、見事高校女子柔道の頂点に輝きました。こちらのページには、大成高校柔道部の大石公平監督へのインタビューを掲載しています。今年のチームのポテンシャルは昨年度のチームに匹敵すると語る大石監督。目先の勝敗ではなく、将来につながる地力を付けることを重視して指導を行なっている大石監督が考えていることや思いをインタビューから感じて頂ければと思います。また、「金鷲旗全国高等学校柔道大会」や「全国高等学校総合体育大会(インターハイ)」での優勝を目指す大成高校の練習内容等の情報もございますので、ぜひご覧下さい。柔道チャンネルは、柔道を志すすべての方を応援しております。

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