みなさんこんにちは国府坂口接骨院です!
今回は黒にんにくの成分のプロリンという成分について説明していきたいと思います。
まず、プロリンとは、タンパク質などを構成するアミノ酸の一種です!
ここでアミノ酸の復習なんですが、アミノ酸とは、筋肉や内臓をつくるタンパク質のもととなる成分で、アミノ酸のうち体内で合成できるものは非必須アミノ酸。体内で合成できないものは必須アミノ酸と呼ばれます!
そして、プロリンは体内で合成できるため非必須アミノ酸のひとつに分類されており、グルタミン酸からつくられます。
また、プロリンはコラーゲンの主要構成アミノ酸のひとつです!コラーゲンとは、丈夫な血管や筋肉、肌、骨をつくるタンパク質の一種で、体の組織をしっかりと結び付ける接着剤のような働きを担っています!
コラーゲン内のプロリンの約半分は、水酸化されたヒドロキシプロリンに変換されたものが存在しています。ヒドロキシプロリンがつくられることで、コラーゲンの構造が安定するといわれています!また、プロリンにはコラーゲンの合成を促進したり、表皮の細胞の増殖を促進する働きがあることをしめす報告もあるんです!しかし、分子量の小さいアミノ酸であるプロリンの方が他のアミノ酸に比べ体内への浸透率は高いといわれています。
そんな良い事づくしのプロリンなんですが、摂り過ぎたらどうなるのか気になる所ですよね!プロリンは過剰摂取による副作用が確認されていないため、多少摂りすぎても影響はないと考えられています!
しかし、1種類のアミノ酸を1日に10グラム以上摂取すると、ショック症状を引き起こす危険性があると言われているため、偏った摂取には注意が必要でもあります!
主に体内で合成できる非必須アミノ酸のプロリンですが、タンパク質の摂取が少ない食生活を送っていると不足してしまいます。そのため、サプリメントなどから補う必要があるといわれています。プロリンが不足すると、体内のコラーゲンの量が減少し、皮膚にできた傷の治りが遅くなったり、膝や腰などの関節に痛みを感じやすくなるなど体に悪い影響が出る場合があります。また、肌のハリが低下し、シワができやすくなる、紫外線によるシミ・そばかすが消えにくくなるなど、肌の老化を促進させる原因にもなります!
その他にも、プロリンは心筋の合成に関わるアミノ酸でもあるため、不足し過ぎると心筋の生まれ変わりがうまくいかず、心筋梗塞を引き起こす原因になる可能性もあります!
サプリメントなどでプロリンを摂取するのもいいですが、黒にんにくでプロリンを摂取するのは如何でしょうか?
では次回はプロリンの効果についてまた書いていきたいと思います。

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