「接骨院」とは、「整骨院」や「ほねつぎ」とも呼ばれる、国家資格である「柔道整復師」が柔道整復術を行なう身体のケア専門施術所。
でも、実際にどのような施術をしてくれるのか、知っていますか?
そこで、“いまどき”の「接骨院」がどのようなところなのか、どのような流れで施術を受けるのか、“いまどき”レポートとしてご紹介します!

受付の前に電話で予約しておこう
直接行って施術を受けられる接骨院が多いですが、予約時間に合わせてスムーズに診てもらうことができるようです。初めての場合は、「予診票」に痛みの場所や身体の状態、過去の病歴などを記入。また、現在の仕事内容や生活についてなど、痛みの原因となりうる項目についても記入します。初めての方は、「保険証」を持って行きましょう。
※予約制でないところも御座います。

症状や生活習慣をもとにカウンセリング
記入した「予診票」をもとに、症状や現在の生活習慣、これまでの痛みなどを先生(柔道整復師)が確認。症状を正確に把握することは、その後の施術効果に大きくかかわるため、質問にはできるだけ詳細に答えましょう。問診は初診時のみの場合が多く、二回目の診療からは施術方針に沿って施術を行なっていきます。

痛みの原因となっている箇所を確認
痛みのある箇所だけでなく、その周囲や関係する箇所についても触診を行なっていきます。機器を使って検査することもあります。この段階で痛みの原因を把握し、さらには背骨や骨盤のずれ、筋肉やリンパなどまで含めて、身体の異常箇所を見付けていきます。症状によって保険適用か自費となるかは異なるため、検査などを通じて今後の施術方針を決めていきます。

どのような目的かを聞きながら施術を受ける
マッサージとは全く違う施術をはじめ、背筋や骨盤を矯正していく整体、筋肉を伸ばすストレッチや、遠赤外線や電気を用いた温熱療法など、多様な施術があります。お客様の要望に合わせた施術を行なう接骨院も多く、施術中にも積極的に自分の希望を伝えましょう。施術中に、痛みが激しいときはきちんと伝えることも大切です。

日常生活でのアドバイスも聞けます
施術による身体の変化を確認するまでが一連の流れです。施術を受けてどう感じたか、もっとこうしてほしいという要望などを伝え、今後の施術方針を再検討していきます。先生(柔道整復師)も、施術をしてみて分かることがありますから、痛みのある箇所以外についての意見もきちんと聞きましょう。また、生活習慣の改善や自宅でできる簡単なストレッチや体操などについてアドバイスをもらうこともオススメです。