【柔整ナビ】柔道整復師専門学校ブログ|柔整スタディ

柔道整復師とは、骨折や打撲、捻挫といった怪我を整復する専門技術を持った人のことです。出血を伴わない「非観血的療法」を行なうところが大きな特徴であり、柔道整復師の技術を活かして、機能訓練指導員やスポーツトレーナーとして活躍する人も多くいます。柔道整復師になる方法や、柔道整復師の資格が取得できる大学・短大の情報をまとめました。

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二宮 柔と加納 吾郎
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2018年4月9日

全国版!柔道整復師の資格が取れる大学・短大まとめ

柔道整復師の資格が取れる大学と短大

柔道整復師とは、骨折や脱臼、捻挫といった「骨や関節に関する怪我」の施術を行なう専門家のことです。

骨格の矯正をする整体師と混同されがちですが、整体師と柔道整復師では「国家資格の保有者かどうか」という点に違いがあります。

柔道整復師として働くためには、国の認可を受けた大学や柔道整復師専門学校で専門知識を学び、年に1度だけ実施される国家試験に合格しなければなりません。

当記事では、手に職を付けたい人にもぴったりの医療資格「柔道整復師」の資格が取得できる大学・短大についてご紹介しましょう。

独学での取得は不可能。柔道整復師の資格を取るまでの流れ

柔道整復師の資格を取るまでの流れ

まず、柔道整復師の資格取得までの流れについて見てみましょう。

柔道整復師になるためには、高校卒業後に柔道整復師の学校(4年制大学・短期大学・専門学校のいずれか)に進学し、3年以上専門知識を学ぶ必要があります。

加えて、学校のカリキュラムを修了したうえで、年に1度だけ実施される柔道整復師国家試験に合格しなければなりません。

政府が指定する養成学校のカリキュラムを修了しない限り、国家試験の受験資格が得られない点に注意が必要です。

柔道整復師国家試験の試験科目となるのは、解剖学、生理学、一般臨床医学、柔道整復理論などの計11科目。合格率は約60~70%です。

ちなみに2017年(平成29)年3月に実施された第25回柔道整復師国家試験では、受験者数は6,727名、合格者数は4,274名でした。

比較的合格率の高い国家資格ではあるものの、医療系の国家資格ならではの専門的な問題も多く出題されるため、油断は禁物です。

なお、国家資格を取得したあとの就職先としては、接骨院や整骨院、スポーツジム、福祉施設、病院などがあります。柔道整復師として十分経験を積んだあとに独立開業する人も珍しくありません。

大学と専門学校。就学先はどちらを選べばいいのか

大学と専門学校、進学はどちらを選ぶか

柔道整復師を目指せる学校には、文部科学大臣指定の「大学・短大」と、厚生労働省の許可を受けた「専門学校」があります。

いずれも柔道整復師に必要な知識が身に付く学校であり、教育課程の修了と共に柔道整復師国家試験の受験資格を得ることが可能です。

つまりどちらの就学先を選んでも、国家試験の有利不利が決まることはありません。

自分が希望する最終学歴や、学校への通いやすさ、在学中に経験しておきたいことを総合的に考えて進路を選びましょう。

柔道整復師の資格が取れる大学・短大一覧

柔道整復師の資格が取れる大学と短大の一覧

柔道整復師の技能が身に付く大学・短大は、全国に計14校あります。そのうち大学は13校、短大は1校です。

以下に14校の大学・短大名、所在地をまとめました。

  1. 帝京大学(栃木県・宇都宮キャンパス)
  2. 上武大学(群馬県)
  3. 帝京平成大学(東京都・池袋キャンパス、千葉県・ちはら台キャンパス)
  4. 了德寺大学(千葉県)
  5. 帝京科学大学(東京都・千住キャンパス、山梨県・山梨市キャンパス)
  6. 東京有明医療大学(東京都)
  7. 帝京短期大学(東京都)
  8. 日本体育大学(神奈川県)
  9. 常葉大学(静岡県)
  10. 明治国際医療大学(京都府)
  11. 関西医療大学(大阪府)
  12. 宝塚医療大学(兵庫県)
  13. 環太平洋大学(岡山県)
  14. 東亜大学(山口県)

上記の大学・短大は、すべて文部科学大臣の指定を受けた学校なので、教育課程の修了と共に柔道整復師国家試験の受験資格を満たすことが可能です。

なお、柔道整復師を目指せる大学・短大は更新される可能性があるため、進学先を選ぶ際には文部科学省の公式サイトなどを確認しましょう。

柔道整復師の育成に力を入れている「帝京大学グループ」の特色

柔道整復師の育成に力を入れている帝京大学グループ

全国の大学・短大一覧を見て分かる通り、柔道整復師の育成に特に力を入れているのが帝京大学グループです。

帝京大学グループとは

帝京大学グループとは、大学、短期大学、専門学校、高等学校といった様々な学校の運営を行なっている学校法人群のことを指します。

附属クリニックや保健センターの経営も行なっており、医療教育に強い法人としても有名です。

また、スポーツに強いところも大きな特徴のひとつ。正月に行なわれる箱根駅伝の常連校としても知られています。

ちなみに上記の大学・短大一覧のうち、帝京大学グループにあたるのは帝京大学、帝京平成大学、帝京科学大学、帝京短期大学の4校です。

各校では柔道整復師になるための専門知識が身に付く他、語学やスポーツ関連の資格取得を目指すこともできます。

帝京大学グループの大学の特色を、「帝京大学」と「帝京短期大学」を例にしてご紹介しましょう。

柔道整復師の他、経営学やバイオサイエンスも学べる「帝京大学

柔道整復師の他に経営学やバイオサイエンスも学べる帝京大学

帝京大学の柔道整復学科は、柔道整復師国家試験の受験資格に加えて、様々な資格や知識の取得を目指せるところが特徴です。

具体的な資格例としては、中学・高校の教員免許や、スポーツ関連の難関資格「アスレティックトレーナー」などが挙げられます。

また、医療・理工・文系という3分野が集まる宇都宮キャンパスにて、ロボット工学や経営学といった他学科の科目を履修できる点も大きな特徴のひとつ。

将来、柔道整復師として開業したい人はもちろん、バイオサイエンスなどの科目を通して生物学の知識を深めたい人にも人気が集まっているのです。

キャンパス敷地内の接骨院で見学実習ができる

柔道整復師以外の資格取得も目指せる帝京大学ですが、柔道整復師のカリキュラムももちろん充実しています。

キャンパスにはトレーニングルームや柔道場の他、柔道整復学科の付設接骨院が完備。

付設接骨医院では、地域の方々の協力のもと、柔道整復師の現場を学ぶことが可能です。

【施設情報】

柔道整復師国家試験の受験資格が取得できる唯一の短大「帝京短期大学

日本で唯一、柔道整復師国家試験の受験資格が取得できる短期大学です。

柔道整復師を目指す3年制の「ライフケア学科柔道整復専攻柔道整復コース」では、解剖学や生理学と言った国家試験合格に欠かせない知識の他、現場での実務を想定した実習を経験することができます。

昼間部に加えて夜間部も設けられているので、働きながら柔道整復師を目指したい人にも注目が集まる短期大学なのです。

一般教養と技術力が身に付く3年間の流れ

柔道整復コースの1年目のカリキュラムは、柔道整復師に必要な基礎医学が中心。

合わせてお客様への接し方なども学び、柔道整復師になるための基礎を身に付けます。

2年目は、これまでに培った基礎の掘り下げと応用技術の学習が中心。

同時に、臨床実習や解剖実習などを経験しながら、最新の医療機器の扱い方を学ぶ点が大きな魅力です。

そして3年目は試験対策や実技審査に注力し、国家試験の合格を目指します。

一般教養と専門性をバランス良く培うことができる短期大学です。

【施設情報】

スポーツ分野に強い「日本体育大学

スポーツ分野に強い日本体育大学

帝京大学グループの大学と短大は、文芸・理工・医療をはじめとする多種多様な専門性を取り扱っているところが特徴です。

一方で、柔道整復師の学部がある大学の中には、特定の分野に特化した教育を行なっている大学もあります。

代表的な例が、スポーツ関連の学部が充実している「日本体育大学」です。教育課程の特色についてご紹介しましょう。

教育者、企画者、医療人など、スポーツ分野の担い手を幅広く育成

体育学部、スポーツマネジメント学部、保健医療学部といった学部名から分かるように、日本体育大学はスポーツ分野の専門家の育成に注力している学校です。

柔道整復師国家試験の受験資格を取得できる「整復医療学科」においても、スポーツの現場で活躍する柔道整復師の養成に力を入れているところが大きな特徴。

怪我をしてしまったスポーツ選手の回復を助けるアスレティックリハビリテーションなど、スポーツ分野での就業に役立つカリキュラムが組まれている他、実業団をはじめとするスポーツ業界への就職にも強いです。

アスリートの支援職に就きたい人にも高い人気を集めています。

【施設情報】

いち早く柔道整復師の養成に力を入れた「明治国際医療大学

柔道整復師の養成に力を入れた明治国際医療大学

柔道整復師が国家資格となったことを受けて、いち早く柔道整復師の専門学部を設けた大学もあります。

最たる例が、京都府にある明治鍼灸大学(現在の明治国際医療大学)です。どのような大学なのかを説明していきましょう。

伝統医療と和を重んじる校風が魅力

明治国際医療大学は、伝統医療のひとつである鍼灸の他、柔道整復、救命救急、看護などの様々な医療分野に強いところが大きな魅力。

学内模擬試験をはじめとする国家試験対策も充実しており、既卒者も含めて合格までの道のりを支援している点も特徴です。

柔道整復学科の特徴

柔道整復学科では、教員と生徒が密にコミュニケーションを取ることができる少人数教育のもと、整復や手技療法といった柔道整復師ならではの技術を学ぶことができます。

また、鍼灸にも強い大学であることから、柔道整復師と「はり師」「きゅう師」ダブルライセンスを目指す学生も少なくありません。

柔道整復師としての知識はもちろんのこと、今後の進路を踏まえた豊かな選択肢が用意されている大学です。

【施設情報】

柔道整復関連の知識をより深めたいときは

柔道整復関連の知識をより深めたいときは

柔道整復師の施術は、被施術者に外傷を与えずに施術する「非観血的療法」が基本です。

出血を伴わないこのような施術には、外科的な治療が受けられないほど体力が低下している被施術者、例えば高齢者などにも施術できるという大きな利点があります。

関節の痛みをやわらげるために、接骨院を利用する高齢者も少なくありません。高齢化社会の日本において、健康維持支援を得意とする柔道整復師の需要は高いのです。

しかし、柔道整復学は日本独自の医療分野であることから、様々な症例に対する施術法の確立も遅れているというデメリットも存在します。

柔道整復師の専門技術をより社会に活かすためには、専門家による研究が引き続き求められているのです。

柔道整復学の修士課程では、現場に必要な施術法を解明する「研究者」や、次世代の柔道整復師を育てる「教育者」を目指すことが可能。

進路の選択肢のひとつとして検討してみて下さい。

※この記事は、2017年12月時点の情報に基づいて作成されています。

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