【柔整ナビ】柔道整復師専門学校ブログ|柔整スタディ

例年3月に行なわれる柔道整復師の国家試験。柔道整復師として働くには、この国家試験に合格しなければなりません。そこで、そんな柔道整復師国家試験の問題はどんなものなのか、合格率や難易度、効果的な勉強方法など柔道整復師の試験内容について徹底解説。併せて、国家試験の受験を控えた学生でもアルバイトができる整骨院の紹介もします。

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二宮 柔と加納 吾郎
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2018年10月18日

柔道整復師の試験内容・難易度を徹底解説

柔道整復師の試験内容・難易度を徹底解説

毎年1度しか行なわれない柔道整復師の国家試験。一体どんな問題が出て、どのように勉強すればいいのでしょうか。柔道整復師を目指す人が抱く、柔道整復師国家試験についての疑問を解決します。広範な分野の知識が問われるこの柔道整復師国家試験は、特に勉強方法について悩む人が多いもの。

効果的な勉強方法や時間を有効活用できる方法について詳しくご紹介します。柔道整復師国家試験の受験を検討している方は必見。まずは、柔道整復師で問われる科目や合格基準から見ていきましょう。

試験科目及び試験の概要

試験科目及び試験の概要

毎年1回行なわれている柔道整復師国家試験。学校教育法第90条に定める大学入学資格があり、かつ専門学校や大学・養成施設で3年間、専門的な知識や技術を学んだ者に受験資格が与えられます。

試験日は3月ですが、出願は1月の上旬~下旬にかけて行なうことになっているので、忘れないようにしましょう。出願に必要な書類は、試験を主催する「公益財団法人 柔道整復研修試験財団」から学校に送付されるので、通っている学校で入手が可能。受験票は2月中旬頃に届きます。

試験内容は、解剖学、生理学、運動学、病理学概論、衛生学・公衆衛生学、一般臨床医学、外科学概論、整形外科学、リハビリテーション医学、柔道整復理論、関係法規の全11科目からの出題です。

試験は、午前の部(2時間30分)と午後の部(2時間30分)に分かれており、午前9時半から開始され、午後4時に終了。午前の部では120問、午後の部では110問が出題されます。回答方法は、4つの選択肢からひとつの正解を回答する選択式。記述式・論文式の試験はありません。

試験地は、北海道・宮城県・東京都・石川県・愛知県・大阪府・広島県・香川県・福岡県・沖縄県。大学やホール、ホテルなどが試験会場です。各都道府県で行なわれているわけではないので、試験会場が遠い場合は、自宅から試験会場までの所要時間がどれくらいかかるか、またどのような道順で向かえばいいのかを把握するために、一度下見をすることをおすすめします。

なお、日程や試験地に例年特に変更はないものの、確定した情報は9月初旬に官報で発表されることになっているので、万が一変更があった場合に備えて、念のため確認を怠らないようにしましょう。合格発表は3月下旬頃。厚生労働省で掲示により発表される他、厚生労働省と「公益財団法人 柔道整復研修試験財団」のホームページ上でも発表されます

国家試験の合格基準は?

国家試験の合格基準

出題される問題の配点は、1問あたりすべて1点。問題は「客観式必修問題」「客観式一般問題」に分かれていて、いずれも合格基準を満たすことが必要とされています。なお、「客観式」とは選択式と同義です。

「客観式必修問題」は午前の部で30問出題され、このうち8割(24点)以上の正解が合格基準となっています。「客観式一般問題」は、午前の部で90問、午後の部で110問、計200問出題され、6割(120点)以上が正解であれば合格基準クリア

双方の合格基準を満たすことが必要ですから、例えば「客観式一般問題」の200問すべてが正解であったとしても「客観式必修問題」の方で23点しか取れなかった場合は不合格です。試験対策がどちらかに偏らないようにしましょう。

年々難しくなる傾向あり 近年の柔道整復師試験の合格率状況

年々難しくなる傾向がある近年の柔道整復師試験の合格率状況

2007年(平成19年)以降、約7,000人が受験する柔道整復師試験。過去に実施された柔道整復師試験の合格率や受験者数に関する情報は、「公益財団法人 柔道整復研修試験財団」の公式サイトで確認可能です。

国家試験が開始された1992年(平成4年)頃は、合格率が軒並み80%台と高かったものの、近年では合格率が低くなる傾向が続いています。2014年(平成26年)以降の試験の合格率は65%前後まで下落。2016年(平成28年)の試験では63.5%と、過去最低を更新しました。

しかし、合格率を新卒・既卒別に見ると、2016年(平成28)の合格率は新卒82.9%、既卒22.5%です。新卒については合格率が80%を下回った年はないので、全体の合格率は低下傾向にあるものの、学校でしっかり勉強していれば不合格になる確率は低いものと考えられます。

国家試験に向けた一般的な勉強方法

国家試験に向けた一般的な勉強方法

すでにご紹介した通り、柔道整復師の国家試験受験資格を得るには、専門学校や大学で必要なカリキュラムを修了することが条件。したがって、まずは各教育機関で授業内容をマスターすることが基本となります。

特に教科書の読み込みは必須。これは、国家試験では主に教科書から出題がなされることが理由です。全国模試や補助教材として参考書を利用するのもおすすめですが、教科書中心の勉強が重要、ということを頭に入れておきましょう。

勉強していく上で心がけたいのが、他の教科との関連付け。ひとつの問題について、教科をまたいで理解しておけば、深い理解を得られる上に記憶にも定着しやすくなります。例えば、解剖学の問題は生理学と、生理学の問題は一般臨床学や病理学と、といった具合に関連付けて理解しましょう。

膨大な量の知識を暗記する必要があるので、暗記の方法も工夫をすることが大切です。例えば、効果的なのが声に出して暗記すること。声に出すことで、目で文字を追うだけの刺激ではなく、耳から音の刺激も受けるため、より脳に記憶を定着させやすくなります。

また、暗記をする上で重要になるのが復習。一度覚えただけではすぐにまた忘れてしまいがちなので、何度も復習することが肝要です。復習のタイミングとしては、覚えた直後・寝る前・翌日起きてすぐ・24時間後がおすすめ。さらに、1週間後・2週間後・1ケ月後に復習するとより効果的になります。どんどん先の分野に進めたい気持ちはあるかと思いますが、せっかく勉強しても同じところを復習しないと結局忘れてしまうので、効率的に学習するためには復習の重要性を理解しましょう。

気を付けたいのは、理解を伴わない暗記、いわゆる丸暗記です。どうしても理解できない部分については丸暗記の方が効率的な場合もありますが、基本的には理解をしていなければ成績の向上にはつながりません。できるだけ理解しながら暗記するように努めましょう。

試験勉強は長丁場。特に試験直前になれば睡眠時間を削りたくなりますが、体調を崩してしまっては勉強に支障が出る上、最悪は受験も危うい状況になります。寝過ぎはもちろんよくありませんが、無理をして睡眠時間を削る勉強方法はやめましょう。特に記憶は睡眠中に定着する、という側面もありますから、「寝るのも勉強のうち」と心得て、睡眠時間の確保について重視することをおすすめします。

国家試験の過去問をマスターすることも大切

国家試験の過去問をマスターすることも大切

実際の試験に慣れるためにも、過去問を使って勉強することも重要過去問と試験解答は、公益財団法人 柔道整復研修試験財団の公式サイトで入手可能です。その他、市販のテキストで、過去問題の解説をしたものも販売されています。

教科書を使ってのインプットだけでなく、過去問を使ってのアウトプットをすることで、学力は向上していくものです。ある程度学習が進んだら、過去問を解いてアウトプットをし、そこで解けなかった問題やよく分からなかった問題は再び教科書でインプット。この繰り返しをすることで実力は付いていきます。

過去問を解いたあと、復習する場合は正解ではない選択肢にも注意しましょう。これは、正解ではない選択肢であっても、国家試験において重要なワードであることが多いためです。もし正解ではない選択肢を理解していないようであれば、教科書で理解し直すようにしましょう。そうすることで、他の問題に出会ったときに応用をきかせる力が身に付きます。このように過去問の選択肢を用いて勉強する、ということも効果的な国家試験対策になることを覚えておきましょう。

また、過去問の分析も必要。出題される項目は膨大なので出題数が多い科目に重点を置いて勉強するのが効果的になります。そこで、過去問を見てみると、解剖学・生理学・柔道整復理論からの出題が多く、これらを特に力を入れて勉強すべきだということが分かるでしょう。特に重要なのは、解剖学と柔道整復理論で、これだけで全体の約40%の出題数となっています。全科目をすべて均等に勉強するよりも、この2科目に特に重心を置いて勉強するのが効率的でおすすめです。

スキマ時間を活用 アプリを利用する勉強法

スキマ時間を活用できるアプリを利用した勉強法

学校に通いながら、整骨院や専門学校などでアルバイトをしている忙しい人にとっては、勉強時間の確保も工夫する必要があります。有効活用したいのは、電車で移動中などのスキマ時間。例えば、スマホのアプリで、柔道整復師国家試験向けの問題を繰り返し演習するのもおすすめな対策のひとつです。

教科書やノートを広げなくても勉強できるから、座席に座れなかったときでも勉強時間を作ることができます。iPhone向け・Android向け双方ともアプリは出ている上に、無料のものもありますので、うまく活用しましょう。なお、次章以降では、アルバイト先としておすすめの整骨院・接骨院を紹介します。

国試の学生アルバイトも可 東京の整骨院「ライオンハート整骨院

最初にご紹介するのは東京都台東区・浅草橋エリアにある「ライオンハート整骨院」。JR「浅草橋駅」西口から徒歩約10秒、地下鉄「浅草橋駅」からも徒歩1分ほどというアクセスの良さが魅力です。アクセスがいいから、学校帰りの通勤にも便利になっています。

勤務はシフト制で、診療時間は平日が11~21時、土日祝日は10時半~18時半。求人情報では勤務時間は応相談となっているため、実際に確認してみるのがいいでしょう。

柔道整復師の国家試験を目指す学生のアルバイトを受け入れる環境も整っています。また、接骨院・整骨院のアルバイトの経験がなくても大丈夫。仕事は一から丁寧に教えてもらえるため、整骨院でのアルバイトが初めてでも安心です。

【施設情報】

  • 施設名:ライオンハート整骨院
  • 所在地:〒111-0053 東京都台東区浅草橋1-22-3 ファーストーシーン浅草橋ビルディングファイブアイ4F
  • 電話番号:03-5829-4769

専門学校へ通う学生アルバイトも歓迎 名古屋の接骨院「あすなろ接骨院

専門学校へ通う学生アルバイトも歓迎 名古屋の接骨院「あすなろ接骨院」

愛知県名古屋市内に6店舗を展開する「タフライフ・グループ」。刈谷駅近くの「あすなろ接骨院 刈谷院」、地下鉄相生山駅近くの「あすなろ接骨院 滝ノ水院」、地アミ交差点すぐの「あすなろ鍼灸接骨院 名東院」、地下鉄東山線 高畑駅近くの「あすなろ鍼灸接骨院 高畑院」、地下鉄名城線・志賀本通駅近くの「のや鍼灸接骨院」、地下鉄名港線・六番町駅近くの「ぱんち鍼灸接骨院」があるので、通いやすいところを選択可能です。

国家資格取得を目指す学生や未経験者も歓迎されています。スタッフの意見を聞き入れる「ボトムアップ制度」を採用し、風通しの良さは抜群。 勤務はシフト制で、月~金曜日は9~12時・15時半~20時、土曜日は9~13時が勤務時間帯になっています。日曜日と祝日は休み。週5日または週6日の勤務なので、しっかり稼ぎたい人に特におすすめです。

注目すべきは、アルバイトであるにもかかわらず福利厚生が充実していること。交通費支給や社会保険完備はもちろんのこと、例えば独立・開業支援や研修制度もあります。研修の中には海外へ行って行なうものもあるので、貴重な体験をすることが可能です。

【施設情報】

※この記事は、2017年12月時点の情報に基づいて作成されています。

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