【柔整ナビ】柔道整復師専門学校ブログ|柔整スタディ

柔道整復師の歴史や仕事内容、資格を取得するための方法や学校選びのコツなどについてご紹介します。国家資格の柔道整復師は、手術を行なわずに施術を行なう数少ない資格のひとつ。専門学校や大学で資格取得の道をひらくことができます。専門学校の夜間部などを利用すれば、社会人でも働きながら資格取得に必要な知識や経験を身に付けることが可能です。

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二宮 柔と加納 吾郎
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2018年10月4日

柔道整復師の資格についての基礎知識

柔道整復師の資格についての基礎知識

国家資格の柔道整復師は、手術を行なわずに施術できる数少ない資格のひとつですが、戦国時代の柔術にルーツを持った技術です。資格取得のためには、国指定の専門学校や大学に通う必要があります。社会人であれば、専門学校の夜間部などを利用することで資格取得の道をひらくことが可能です。

学費も300~400万円ほどかかるため、事前に資金を貯めておかなければなりません。実際に整骨院などでアルバイトをしながら通学することもできるため、自分に合った方法で無理なく目指していきましょう。柔道整復師の歴史や仕事内容について解説しながら、資格を取得するための方法や学校を選ぶポイントなどについてご紹介します。

柔道整復師って、どんな資格?

柔道整復師って、どんな資格?

柔道整復師は、伝統的な柔道整復術に基づき、骨折や脱臼など医師の同意のもとで施術を行なうことができる国家資格です。戦国時代にルーツを持つ柔道整復師の知識や技術(柔道整復術)は、明治以降近代医学を取り入れながらさらなる発展を遂げ、現代でも有効な施術法として利用され続けています。

柔道整復術とは

1970年(昭和45年)法律第19号「柔道整復師法」の中で、その詳細が規定されている柔道整復術。例えば、資格取得のためには厚生労働省が行なう「柔道整復師国家試験」に合格しなければならないことなども、この中に明記されています。

また、独学ではなく指定の学校に通って知識や経験を得なければならないことも、この法律で定められている内容のひとつです。柔道整復師になるためには、厚生労働省が許可した専門学校、もしくは文部科学省が許可した四年制大学に通い、解剖学や生理学といった専門知識を学ぶ必要があります。

柔道整復師国家試験とは

柔道整復師国家試験は年に一度指定の試験地で行なわれており、30問の必須問題と200問の一般問題を解かなければなりません。必須問題、一般問題それぞれに合格ラインとなる点数が異なっており、両方で合格ラインを満たすことが資格取得の条件です。

日本古来の武術から始まった 柔道整復術の歴史

日本古来の武術から始まった 柔道整復術の歴史

柔道整復師が施術に用いる柔道整復術は、もともと日本古来の武術のひとつ「柔術」が起源。その歴史を紐解いてみましょう。

柔術とは

柔術とは、現在も国際的な競技のひとつとして伝承されている武術で、「殺法」と、今回のテーマである柔道整復術につながる「活法」のふたつから成り立っていました。しかし、歴史の流れとともに殺法と活法はそれぞれ異なる歴史を歩むことになり、殺法は競技として、活法はその名の通り人を活かす施術法として、現代社会に息づいています。

柔道整復術のあゆみ

柔術から「柔道整復術」というひとつの施術法として体系化されたのは、江戸時代ごろのこと。しかし明治以降には東洋医学の廃止の煽りを、そして第二次世界大戦後にはGHQによる武道廃止の公布などを受け、存続の危機に見舞われることになりました。

こうした流れに逆らい、多くの人によって守られ続けた柔道整復術は、その後1970年(昭和45年)に単独法「柔道整復法」の成立によって、日本国内だけでなく、WHOなど海外でも注目され発展を続けていくこととなります。

国家試験の実施時期と受験資格

国家試験の実施時期と受験資格

年1回行なわれる柔道整復師の国家試験は、基本的に3月初旬ごろに実施されており、2017年(平成29年)は3月5日に行なわれました。受験願書の提出期限や具体的な試験日程は、毎年9月初旬の官報にて公告されるため、忘れず確認しておくのがおすすめです。

柔道整復術の資格を得るために必要な条件

受験資格を得るためには、文部科学大臣が認定している学校や厚生労働大臣から認定を受けている専門学校等に3年以上通い、必要な知識と技術を修得する必要があります。また手続きのためには受験願書の他、卒業したことを証明するもの、もしくは卒業見込みであることを証明する書類が必要。写真は出願6ヵ月前までに撮影したもので、裏には撮影日と氏名を記入します。

専門学校等に通うために必要な予算

専門学校等に通うために必要な予算

専門学校に入学してから3年間にかかる学費は、通常300万円台から400万円台が相場。中には、入学金がゼロの学校に加え、特待生制度や学費の割引制度がある学校もあります。なお、実際には授業料の他、教科書代や実習に必要な器材代なども必要に。総合的に考えて予算を準備しておくことが大切です。

初年度は出費が多い

特に入学初年度は、入学金が必要となるため出費が多い傾向にあります。学校にもよりますが、入学金の相場は20~30万円程度。さらに授業料が100~150万円程かかるため、すべて合わせると120~180万円程必要になることがほとんどです。

ただし、一度に複数の学科に申込んだり、早期に申込んだりすることで、入学金が一部免除になることもあります。専門学校によって条件が異なるため、入学したいところがある場合は、早めに資料を取り寄せ、内容を確認するのがおすすめです。

学費以外にかかるお金とは

学費以外にも教科書代や実習費、校友会費などが別途必要になることがあります。すべて合わせると15~20万円程度、入学金や授業料とは別に必要になるという計算。また試験を受ける際には受験手数料も必要となる他、自費で別のテキストなどを購入する場合は、さらにお金が必要になります。その点も踏まえた上で、お金を用意しておくのがおすすめです。

学費を安く抑えたいなら

専門学校によっては夜間部を持っているところもあり、一般的に昼よりも安く設定されている傾向にあります。夜間部ならば、仕事をしながら勉強できるため、働きながら柔道整復師を目指すことも可能。

また、別の資格を有している場合、授業料が安くなる専門学校もあるため、有資格者は資料を確認の上、優遇が期待できるところを選ぶのもおすすめです。

自分に合った学校選びのコツ

自分に合った学校選びのコツ

柔道整復師国家試験の受験資格を得るために、高校卒業後には、専門学校や大学へ通うのが一般的です。学費はもちろん、校内の設備・環境カリキュラム内容国家試験合格率就職率も学校選びの参考になります。

自分に合った学校を選ぶために確認しておきたい点

自分に合った学校を選ぶためには、何を重視して学校を選ぶかを決めておくのがおすすめ。一言で「柔道整復師の資格が取れる学校」といっても、特色は千差万別です。例えば、ある業界の就職に強い学校や、歴史があり卒業生を数多く輩出している学校は、資格取得だけでなく就職活動にも強い傾向にあります。就職を最優先に考えるなら、こうした学校を選ぶのも選択肢のひとつ。

他にも国家試験の合格率が高い学校立地条件がよく通いやすい学校など、学校ごとに様々な特色があります。実際に、国家資格の合格保証制度希望就職先への就職率100%を掲げているところも多いため、こうした情報を参考に、自分に合った学校を選ぶのがおすすめです。

大学と専門学校で迷ったら

柔道整復師は大学だけでなく、専門学校でも資格取得を狙うことができます。そのためどちらに進学するか迷っている人も少なくありません。柔道整復師の資格取得という点においては、どちらに進学しても取得できるため、大きな差はなく、合格率もそれ程変わらないことがほとんどです。専門学校の場合は3年制。早く社会に出られるのが長所です。

一方、大学に進学した場合、最終学歴が大卒になる他、柔道整復師に関する知識も広く学ぶことができるという長所が挙げられます。将来的に柔道整復師以外の選択肢も考えている場合は大学を選ぶのがおすすめです。

働きながら柔道整復師の資格を取る方法

働きながら柔道整復師の資格を取る方法

「すでに社会に出ている場合、柔道整復師の資格を取るのが難しいのでは」と思われている人もいるかもしれません。しかし夜間部を設けている専門学校を利用すれば、今まで通り昼間は働きながら、柔道整復師国家試験の合格に向けて、必要科目の履修が可能です。

夜間部の主な授業時間

学校にもよりますが、だいたい18時以降に授業が開始する夜間部が多い傾向にあります。18時前後で終業する企業も多いため、働きながらでも通うことが可能。

夜間部は昼間部よりも授業時間が短いことが多いですが、学校によっては昼間部のカリキュラムと変わらない内容を組んでいるところもあるため、心配な人はこうした学校を選ぶのがおすすめです。

働きながら柔道整復師の資格を取ることの長所

学校によっては、昼間働ける接骨院や病院などを紹介してくれることもあります。実際に整骨院などでアルバイトをしながら専門学校に通い、知識や技術の吸収力を高めるのも、優秀な柔道整復師になる上では有効策のひとつ。また現場の雰囲気を知ることができるというのも、大きな長所です。次章以降では、学校に通いながら働くことができる、おすすめの整骨院をふたつ紹介します。

専門学校へ通いながら働ける東京の整骨院「みなみ整骨院

所属するスタッフの多くは20代。そのため若くても馴染みやすい雰囲気のある接骨院です。スタッフのチームワークが良いため、しっかりフォローしてくれるのが魅力となっています。

主な業務内容

受付や会計業務、書類作成といった一般事務的な内容の他、簡単ではありますが先生の助手も行なう機会があります。柔道整復師としてどのような施術を行なっているのかが分かる他、接骨院に訪れる被施術者の様子や症状なども知ることができる環境です。

また被施術者とのコミュニケーションを図ることも、大切な業務のひとつ。どのような悩みを抱えている人が多く訪れているのかなど、現場の雰囲気を肌で感じ取ることが可能です。

柔道整復師の資格がなくても大丈夫?

国家資格である柔道整復師の資格がなくても、民間資格を持っていて実務経験が5年に満たない場合はアルバイトとして働くことができます。また、みなみ整骨院関連のスクールで各種資格を取得することも可能。実践を積みながら国家資格を目指せる職場です。

【施設情報】

資格取得予定者も働ける 大阪を中心に展開する整骨院「あさひ整骨院

資格取得予定者も働ける 大阪を中心に展開する整骨院「あさひ整骨院」

大阪府内6店舗、東京都内に1店舗を展開する整骨院。アルバイトをしながら国家資格の取得を目指すスタッフも受け入れています。未経験者フォローもしっかり行なってくれるため、卒業後そのまま就職したいという人にもおすすめです。

働く上での魅力

心斎橋駅からわずか徒歩2分というアクセスの良さが魅力の接骨院。多くのお客様が足を運ぶため、様々な悩みを持つ方々に出会えます。彼らに対して、経験豊富なスタッフたちがどのように対応するのかを、直に学べるというところは大きな魅力のひとつ。

またスタッフ同士仲が良く、お互いにフォローし合いながら働くことができる職場です。分からないことがあれば積極的に質問しながら、知識を高めることができます。

新入社員として入社後には、3年間で院長と同等の実力を身に付けられるキャリアアッププランが用意されている点も魅力的。資格取得後の職場としてもおすすめできる職場です。

【施設情報】

※この記事は、2017年12月時点の情報に基づいて作成されています。

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