女子78kg超級代表 杉本美香選手
最終選考会の全日本選抜柔道体重別選手権大会は気持ちで負けない、絶対に勝つという気持ちで挑み、それが結果に繋がったと思います。
ケガに泣かされていた時期もありましたので、不安がないわけではありませんね。しかし、ケガを恐れていたらギリギリのラインでの練習ができないので、ケガはつきものだと思って、これからオリンピックまでもやっていきたいと思っています。
オリンピックを目指してからの期間というのは、長いと言えば長かったかもしれないですけど、ひとつひとつ目の前のことに集中してきている間にここまできたので、あまり長さというのは感じなかったです。
ケガをしても諦めなかった原動力は、やはり応援してくれる人がいるということと、家族の支えがあったからだと思います。
自分の身体は海外の選手と比べるとかなり小さい方なのですが、そんな小さな身体でも勝てるというのが、2010年の世界柔道選手権東京大会(2階級制覇)で分かったので、ロンドンでは自分の柔道をして、優勝したいと思います。
前に出てしっかり組んで、得意技の払い腰で「一本」を取るのが私の目指す柔道ですが、たとえ「一本」が取れなくても、なにがなんでも勝つという気持ちで臨みたいと思っています。
最大のライバルはトウブン選手(中国)だと思います。トウブン選手は力も強いし、普通に組んで投げられる相手ではないので、しっかりと対策を考えて戦いたいと思います。
オリンピックでは金メダル目指して頑張ります!
インタビュー:2012年5月