女子48kg級代表 福見友子選手
国内での厳しい予選を終え、ようやく代表になりましたが、ここからが本番だと思いますので、気持ちを切り替えて、すべてオリンピックのために準備をしていきたいと思います。
昨年は世界柔道選手権パリ大会で優勝することを考えてやってきたのですが、そこで負けたことで、気持ち的には、もう浅見八瑠奈選手が行くのかなとか、自分のなかでオリンピックという希望がなくなってしまいました。
でも、世界柔道選手権大会で自分の柔道ができなかったのが悔しくて、このまま終わってしまったら、これまで柔道をしてきた自分に対して、悔しいし、申し訳ないという気持ちがあって、それだったら、自分らしい柔道を貫いて、結果はどうであれ、最後まで自分で納得のいく試合をしたいなという気持ちになりました。
それからは、相手のことよりも、自分自身が柔道とどう向き合うかだと思い、そこでもう一回自分の柔道を見直して、自分のためにやってきました。
ロンドンオリンピックで私が求められるものは、金メダルだと思いますし、自分自身も金メダルしか考えていません。自分のすべてを出し切れば必ず獲れると思っているので、IJFランキング1位ということ、今まで1位を取ってきたという自信を持って試合に挑めるように、最後までしっかり、ケガのないよう、やっていきたいなと思います。
これからオリンピックまで、今までと違い、相手は外国人選手なので、その対策と、自分自身の柔道を見直して、自分の柔道をどれだけ出し切れるかということを一番に考えて準備をしていきたいと思います。
ロンドンオリンピックでは自分らしい柔道を貫いて、全力を尽くし、金メダルを獲りたいと思います。応援宜しくお願いします。
インタビュー:2012年5月