第93回 令和元年度金鷲旗高校柔道大会

西日本新聞社代表取締役社長 柴田建哉氏インタビュー

主催者の西日本新聞社代表取締役社長・柴田建哉氏が、大会の歴史や開催意義を紹介するとともに、出場選手たちへの期待を語って頂きました。

本年度大会の開催にあたって

本年度大会の開催にあたって

本年度の金鷲旗高校柔道大会(以下金鷲旗)は、節目の大会になると感じています。

まず、元号が平成から令和に変わり、会場がマリンメッセ福岡から照葉積水ハウスアリーナ(福岡市総合体育館)へ移動。我々も心機一転、身を引き締めて大会を開催したいと考えております。

本大会は「抜き勝負」で「個人の力量」が発揮できるのが最大の魅力です。酷暑の最中、九州・福岡で繰り広げられる体重無差別の団体戦は、高校生にとって日本一過酷な大会かもしれませんが、その分勝ち取った栄冠、栄誉は非常に大きいのではないでしょうか。今年はどのようなヒーロー・ヒロインが誕生するのか楽しみにしています。

また、金鷲旗は、戦前、戦後の10年間は大会が開催できませんでした。柔道に打ち込める環境にあるのは、日本が戦後復興し、高校教育が充実して勉学とスポーツに励む時代になったからです。その環境にあることと、ご両親や監督、コーチの方々がみなさんを支えてくれていることをあらためて心に刻んで、感謝の気持ちを忘れないでほしいと思います。どうか柔道ができる幸せをかみしめながら、悔いのないように福岡の地で戦って下さい。

昨年度の大会を振り返って

昨年度の大会を振り返って

男子では、国士舘高校東京都)が天理高校奈良県)を破って2年ぶり10度目の優勝を飾り、2018年3月に行なわれた全国高等学校柔道選手権大会(以下、高校選手権)との2冠を達成しました。大将戦で、国士舘高校の斉藤立選手が天理高校の中野寛太選手に一本勝ち。1984年ロサンゼルス、1988年ソウル五輪の男子100kg超級金メダリストで2015年に死去した父親の斉藤仁さんも届かなかった大旗をつかみ、天国の仁さんにささげる見事な優勝でした。

また、女子は、前年に続き南筑高校福岡県)の素根輝選手が主役。素根選手は、決勝は3人抜きで大成高校愛知県)を破り、2連覇を達成。準決勝の夙川学院高校兵庫県)との戦いで逆転5人抜きをするなど、2日間で前年を上回る計15勝(1分け)。新たな伝説をつくり上げました。

地元・九州の出場校に期待すること

地元・九州の出場校に期待すること

男子は、昨年2年生中心ながら、3位に入賞した大牟田高校(福岡県)が、今年3月の高校選手権で準優勝し、順調に成績を残していると聞きました。高校選手権の決勝で負けた強敵・国士舘を下して、20年ぶりに九州勢が大旗を掴むことを期待しています。

女子は、高校選手権ベスト4の敬愛高校(福岡県)と、個人では今年4月の平成31年全日本選抜柔道体重別選手権大会・女子48kg級で初出場・初優勝を果たした南筑高校(福岡県)の古賀若菜選手。同階級では谷亮子さん以来となる高校生女王に輝きました。

8月の全国高等学校総合体育大会(インターハイ)柔道競技大会(以下、インターハイ)の女子48kg級・個人戦3連覇もかかり、軽量級の選手ですが、素根選手が築いた伝説に少しでも近づいてほしいですね。

金鷲旗で印象に残った選手や試合

金鷲旗で印象に残った選手や試合

2年前の女子決勝で同じ畳の上に上がった、夙川学院高校(兵庫県)出身の阿部詩選手と、南筑高校(福岡県)出身の素根輝選手です。阿部選手の4人抜きのあと、素根選手の逆転の5人抜きは、たいへんドラマチックで後世に語り継がれるであろう名試合でした。

今年8月末からの東京で行なわれる「2019世界柔道選手権東京大会」にも出場され、たいへん注目しています。

2020年東京五輪(柔道)のあとも2024年パリ五輪(柔道)などの晴れ舞台で活躍される方が続くことを願っておりますし、高校生でありながらシニアの大会で活躍する選手も出場するため、未来のオリンピックメダリストが今大会に潜んでいると確信しています。

海外チームの参戦とこれからの金鷲旗

海外チームの参戦とこれからの金鷲旗

本紙創刊130周年を記念して2007年から参加エリアを海外に広げました。近年、全日本柔道連盟がオセアニア地域に柔道を普及・指導されています。

昨年に続き、今年もアメリカ・ハワイから男女3チームが参加。本大会はインターハイや高校選手権のように地区予選はなく、柔道を行なっているすべての高校生がオープン参加できます。その規模・スケールだけでなく、レベルの高い、中身の濃い試合を期待し、名実共に日本一の大会を目指しています。

インタビュー:2019年6月中旬

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「金鷲旗高校柔道大会」は、「全国高等学校柔道選手権大会」、「全国高等学校総合体育大会(インターハイ)柔道競技大会」と並ぶ高校柔道三大大会のひとつ。西日本新聞社、九州柔道協会が共催する大会で、全日本柔道連盟(全柔連)オフィシャルパートナーの東建コーポレーション株式会社も協賛しています。この大会は団体戦で行なわれ、無差別の5人制勝ち抜き方式を採用しているのが特徴。毎年熱戦が繰り広げられ、多くのドラマが生まれている伝統的な大会です。こちらのページには、第93回 令和元年度金鷲旗高校柔道大会の概要やトーナメント表、大会レポート、インタビュー等、金鷲旗全国高等学校柔道大会に関する様々な情報を掲載。ぜひ、チェックして下さいね。
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