西日本新聞社代表取締役社長 川崎隆生氏インタビュー

西日本新聞社代表取締役社長 川崎隆生氏インタビュー

2015年7月21日(火)〜24日(金)に開催される全国高校三大大会のひとつ「金鷲旗高校柔道大会」。
大会の歴史をはじめ、男女有力校などを主催者である西日本新聞社代表取締役社長 川崎隆生氏にお聞きしました。

大会を迎えるにあたり

大会を迎えるにあたり

全国各地からのオープン参加による本大会も年を重ねるごとに参加チームが増え、おかげさまで今大会も、約500チームにご参加頂きます。

福岡の夏の風物詩として定着し、春の全国高等学校柔道選手権大会(以下、高校選手権)、夏の全国高等学校総合体育大会柔道競技大会(以下、インターハイ)と合わせて「高校三冠」に挙げられるのも、大会運営にご尽力頂く、大会役員、競技委員、審判員、ご参加頂いた学校の関係者、監督、保護者の方々など、皆さんのご理解とご協力の賜物だと深く感謝しております。

大会開催の目的と理由

大会開催の目的と理由

この金鷲旗は今年で89回を迎えます。大正5年から始まり、約100年の長い歴史がある大会を西日本新聞社で続けているのには、3つの目的と理由があります。

1番大きな目的と理由は「武道を通じて若人の教育的な育成」です。今後の日本を担う若人の育成を、武道を通じて行なうことで非常に有効な人間形成に繋がると考えております。

2つ目の目的・理由として挙げられるのは「金鷲旗は、すべての高校生が参加できる大会」ということです。インターハイや春の選抜のように地区予選があるのではなく、柔道を行なっているすべての高校生が参加できるのが、この金鷲旗という大会です。

3つ目は、「無差別・勝ち抜き戦という特徴ある試合形式」です。無差別・勝ち抜き戦ということは、積極的な試合をすることが必要となります。そのため軽量級の選手は重量級の選手を相手に「技」で対抗する必要があり、どの選手にとっても技を磨くことが大事になります。

昨年の大会で印象的な選手

昨年の大会で印象的な選手

男子では、昨年2014年の高校選手権を制した修徳高校(東京)が、2013年本大会3位の国士舘高校(東京)を破り、昨年大会で初優勝を果たしました。

決勝は互いに譲らず、修徳高校の小川雄勢選手と国士舘高校の吉良儀城選手の大将同士の闘いにもつれ込み、小川選手が優勢勝ちし、念願の金鷲旗を手にしました。

皆さんご存知の通り、小川選手の父はバルセロナオリンピックの銀メダリストで、全日本柔道選手権大会と世界柔道選手権大会でも優勝実績のある小川直也さんです。

偉大な父のDNAを受け継いだ、190cm、135kgという破格の体格とパワーで、初めての出番となった準々決勝で1人を抜き、劣勢の中で登場した準決勝では副将を破り、大将には払い巻き込みで一本勝ちする圧巻の2人抜き。

決勝では左組み手から奥襟をつかんで攻め込み、2014年大会の主役を立派に務めきりました。

その活躍ぶりは父の柔道選手時代を彷彿させるものでした。

今大会の注目高校・注目選手

今大会の注目高校・注目選手

2020年開催が決まった東京オリンピックでの金メダル獲得を目標に、昨年の小川選手のように、過去名を馳せたメダリストの父が主宰する道場で柔道を始めた二世選手がいます。

佐賀県みやき町出身で、バルセロナオリンピック金メダリスト、現在は環太平洋大学女子柔道部の総監督を務める古賀稔彦さんの長男、古賀颯人(はやと)選手と、次男・古賀玄暉(げんき)選手が大成高校(愛知)から出場します。

春の高校選手権個人戦では、玄暉選手は60kg級で優勝、颯人選手が73kg級で準優勝。初のシニア大会となった6月の東アジア選手権大会で2人とも活躍しました。

父親の大きな後押しを受けて、体重無差別の今大会でどのような活躍をするか注目しています。

地元九州の高校について

地元九州の高校について

「柔道王国・九州」と言われた過去に比べると男子は寂しい結果が続いていますが、そんな中、春の高校選手権で3位に入った大牟田高校(福岡)や、6月の九州大会を制した延岡学園高校(宮崎)などが奮闘を見せています。

その奮闘ぶりを金鷲旗でもぜひ見せて頂き、全国の強豪に果敢に挑んでいって欲しいです。

女子は、春の高校選手権でベスト8、九州大会を優勝した敬愛高校(福岡)、準優勝の鹿児島南高校(鹿児島)、また高校選手権個人戦優勝の青柳麗美選手を擁する鹿児島情報高校(鹿児島)にも注目しています。

前回大会を制し、高校選手権2連覇中の埼玉栄高校(埼玉)に一矢報いて欲しいです。

高校生に向けたメッセージ

高校生に向けたメッセージ

柔道界が改革の中で様々な取り組みを始めています。「暴力」、「体罰」根絶などコンプライアンスに関して、今年も会場で、全日本柔道連盟がメッセージを伝えます。

また、3年前から中学で武道が必修化となり、2020年の東京オリンピックに向けてジュニアの強化も進んでいるところです。

柔道は、現代社会で必要な「礼節」「礼儀」を重んじるという「教育的要素」を持っています。

柔道衣に帯を巻いて青畳に立つ君たち高校生には、あとに続く後輩のためにも、個人の力量を重んじる「勝ち抜き戦」で思い切りプレーし、一生の思い出を作られることを期待しています。

※写真は昨年大会のものを使用しております。

平成27年度金鷲旗高校柔道大会 出場校紹介写真集

平成27年度金鷲旗高校柔道大会 名場面写真写真集

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柔道チャンネル「金鷲旗高校柔道大会」について
柔道チャンネルでは、高校柔道の三大大会のひとつ「金鷲旗高校柔道大会」の動画をYouTubeにて配信しています。勝ち抜き戦ならではの試合展開、そして一本を取る豪快な技の数々などダイジェスト動画でご覧頂けます。また、選手・大会写真集、大会結果、選手コメントなどの大会情報も満載です。
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