第32回全国高等学校柔道選手権大会

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男子団体戦

3年連続「3冠」を狙う東海大相模と粒揃いで王座奪回を期す国士舘

男子団体戦

トーナメントを大きく4つに分けて見ていくと、まず、国士舘(東京)のブロックは小杉(富山)、天理(奈良)が手強い。ただし、両者は3回戦で対戦するため、ここでどちらかが消えることになる。ただ、どちらが上がったとしても国士舘の有利は揺るがないだろう。

国士舘はここ2年間、高校選手権金鷲旗インターハイとことごとく東海大相模(神奈川)の軍門に降ってきており、それだけに「今年こそうちが王座を奪い返すチャンス」と岩渕公一監督は意気込んでいる。

嘉穂(福岡)のブロックは、桐蔭学園(神奈川)が有力である。桐蔭学園は、崇徳(広島)、日本学園(東京)、東海大仰星(大阪)らの中から勝ち上がったチームとの対戦となる。100kg超級の村上拓という切れ味のあるエースと、90kg級の丸山剛毅というポイントゲッター(ともに神奈川県チャンピオン)を擁するため桐蔭学園が有利だろう。順当なら桐蔭学園vs嘉穂で4強進出を争うがここは桐蔭学園が抜け出しそうだ。

東海大相模のブロックは組み合わせに恵まれ、強敵は大型選手が揃った上宮(大阪)と埼玉栄(埼玉)だが、両者は2回戦でつぶし合いになる。いずれが出てきても120sのエース・王子谷剛志を中心に鍛え上げられている東海大相模が優勢だ。

東海大相模は今大会、団体のレギュラーに個人戦の出場者がいないため、団体戦だけに精力を注げる利点も持っている。「選手たちも3年連続の3冠を獲ろうと士気は高い」と高橋洋樹監督は語る。

大成(愛知)のブロックは大成、修徳(東京)の一騎打ちで準決勝進出校が決まりそうだ。 修徳には激戦区・東京から出てきた勝負強さがあるし、大成は1年生中心ながら100s以上の大型選手を揃え、体を生かした柔道ができるので、甲乙付けがたい。ここは正直言って「やってみないと分からない」感じだ。

以上からベスト4には国士舘、桐蔭学園、東海大相模に、大成と修徳の勝者が勝ち上がると予想される。そして、準決勝は国士舘vs桐蔭、東海大相模vs大成か、修徳の勝者ということになるが、総合的に見て国士舘、東海大相模が勝ち上がる可能性が大きいと思われる。 優勝の行方となると総合力でやや上回り、昨年の悔しさを知る選手が3人いる国士舘が優勝にわずかに近いと言えるかも知れない。国士舘が勝てば、実に6年ぶりの優勝ということになる。

東海大相模の3年連続の3冠か、それとも国士舘の王座奪回か?激戦が予想される。


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