柔道グランドスラム東京2015 優勝者インタビュー

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男子60kg級 高藤直寿

「柔道グランドスラム東京2015」男子60kg級で見事優勝を手にした高藤直寿選手。昨年の悔しさを糧に練習を重ね、今大会結果を残した高藤選手に大会に対する思いや今後についてのお話を頂きました。

大会に対する思い

大会に対する思い

今回、柔道グランドスラム東京の出場選手に選抜されて思ったのが、「自分より少しでも上の選手に追いついて、追い越そう」ということでした。

オリンピックを目指しているという点では、世界柔道選手権大会(以下、世界選手権)に出ている選手と比べると、自分はだいぶ後れを取っており、今大会ですと、志々目徹選手(了徳寺学園職員)ですね、彼を追い越す気持ちで大会に臨みました。

昨年は世界選手権で負けてから落ち込んだ時期がありました。多くの方に迷惑をかけてしまったので、今回は絶対に勝って、支えてくれた人に恩返ししたいという気持ちが強かったです。

負けてから、勝ち続けていたときに分からなかった自分の弱点を知ることができたので、そこを練習し続けて試合に臨みましたね。プレッシャーもかかった大会でしたが、絶対に勝ちたいと強く思ったことが、金メダルという結果につながったのだと思います。

決勝戦について

決勝戦について

決勝戦の相手は、ロシアのムドラノフ選手。昨年の世界選手権の準決勝で負けた相手でした。試合前は正直、どうやって戦おうかは考えていませんでしたね。

試合を見ていて「強い」と率直に感じましたし、「これは、勝てないかもしれないな」とも思いました。ですが、世界選手権で負けたときは、本当に悔しい思いをしたので、今回は絶対に勝ってやるという強い気持ちで最初から全力で向かっていくことができましたね。

今大会は会場が東京ということもあって、会場の雰囲気も自分の物にできたので、最初から攻めることもでき、一本勝ちで優勝できたのだと思います。

過去に負けた相手に勝てたというのは、とても大きいですね。

試合終了後

試合終了後

試合に勝った瞬間は思わず涙ぐんでしまいました。

3年前、2年前と本大会で2連覇しましたが、昨年は出場できずに観客サイドでの観戦。自分自身が悪かったのですが、すごく悔しかったです。

そういうのを思い返していたら、長かったなと思わず涙が出てきました。本当に嬉しかったですね。優勝したあと井上監督から、「集中して1試合1試合できていたし、相手を組み止める力も出てきた」と言って頂けました。

「ただ、派手に勝つだけじゃなくて、もっと強さが出てきても良いのではないか」、「残り一分の戦いとかを突き詰めていった方が良い」という、オリンピックを目指すためのアドバイスも頂けたので、これからまた頑張っていきたいです。

オリンピックへの思い

オリンピックへの思い

オリンピックはやっぱり「夢」。他の選手にとっても夢だと思いますが、世界選手権とは違うと思います。

世界チャンピオンに何回もなるのもすごいことですが、自分はそれ以上に「オリンピックでの一回の金メダル」というのを目指して今までやってきました。

そのためには、まず代表になる必要があります。そういった意味では、今回のグランドスラムに勝って差をつけなくては話にならないと思っていました。

今回、優勝はできましたが、あまり一本が決まらない自分が、強豪選手と戦って一本が取れるなんて、運が良かったのかなと思うところもあったので、気を引き締め直して、代表選抜が決まる4月の全日本選抜柔道体重別選手権大会(以下、選抜体重別)を全力で戦おうと思っています。

グランドスラム東京での経験をステップにして、ブラッシュアップしていきたいですね。

これからのこと

これからのこと

4月の選抜体重別まで時間も少ないのですが、グランドスラム東京で出た課題をひとつずつクリアしていきたいと思います。

例えば体力面。基本的な部分ではありますが、今回体力面が弱いなというのを感じたので、基礎トレーニングを増やそうと考えています。

昨年子供が生まれて、今までは子供や妻のためにと考える部分もありました。

もちろん子供とか妻のために勝ちたいという思いは今もあるのですが、それ以上にまずは自分の夢をなんとしても叶えるという思いでやっていきたいと思います。

妻には本当に迷惑をかけてしまっているので、オリンピック金メダルという夢を絶対に叶えて、恩返しができたらと思いますね。

まずは4月の選抜まで、自分のペースでしっかりと練習を重ねていきたいと思います。

インタビュー:2015年12月

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「柔道グランドスラム東京2015」男子60kg級で優勝を果たした高藤直寿選手。オリンピック出場の「夢」を果たすため、今大会で勝つことを考え続けていた高藤選手は、攻めの柔道で相手と全力でぶつかり合い、見事金メダルを獲得しました。
当ページには、高藤直寿選手へのインタビューを掲載しています。昨年の世界柔道選手権大会で負けたムドラノフ選手と戦った決勝戦の試合内容や、今後の練習内容についてお話を伺いました。 自分の夢を絶対に叶えて、支えてくれた人に恩返しがしたいという高藤直寿選手の熱い思いをまとめたインタビュー記事をぜひご覧下さい。柔道チャンネルは、柔道を志すすべての方を応援しております。

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