柔道グランドスラム東京2015 優勝者インタビュー

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男子100kg級 羽賀龍之介

アスタナ世界柔道選手権大会優勝に続いて、柔道グランドスラム東京2015でも金メダルを獲得した、男子100kg級・羽賀龍之介選手。今大会を楽しみにしていたという羽賀選手に大会前の心境や試合について語って頂きました。

大会前の心境

大会前の心境

今回の柔道グランドスラム東京は、不安よりも楽しみの方が大きかったですね。日本で行なわれる大会なので、日本の方がたくさん見に来てくれますし、そういう場で「勝ちたい」という気持ちがありました。

世界チャンピオンになり立場が変わった中で、自分がどのくらい力を発揮できるのかというのも、グランドスラム東京の試合が楽しみだった理由のひとつですね。

世界柔道選手権大会(以下、世界選手権)で優勝して、自分に自信がついたので、その自信を持って今回の大会に臨みました。

準備万端で臨んだ大会

準備万端で臨んだ大会

他の選手に対して、もちろん意識していました。今回の大会は、ブラジルのコヘア選手やカザフスタンのラコフ選手といった世界王者も出場していて、強豪選手も多かったですからね。

ただ、どの選手と対戦するのか分からなかったので、大会前の練習などはあまり考えずに、今まで通りにやっていました。正直、世界選手権からの期間が短かったというのも理由のひとつではあります。

9月はバタバタしていてあまり練習ができませんでした。10月、11月と練習して12月すぐに試合という状態でしたが、自分の中では、やれる準備は全部できたと思っています。

主導権を握れた大会

主導権を握れた大会

準決勝は今年のマスターズで優勝したガシモフ選手(アゼルバイジャン)とでした。ガシモフ選手は練習でも一度も組み合ったことがなかったのですが、世界ランク1位ということで、組み合わせを見たときから意識はしていましたね。

以前から、もし組み合うことがあれば「どんなタイミングでも思い切って行ってみよう」と考えていたので、今回は得意の内股を狙いに行きました。タイミング良く技が決まり、一本勝ちができたので、気持ちが良かったですね。

決勝は、韓国のチョン・グハン選手(韓国)との対決。グハン選手とは、今回で3回目の対戦でした。

決勝戦でしたし、「投げたい」という気持ちはとても強かったのですが、焦って投げにいったり、技をかけにいったりすると、逆に相手の柔道に持ち込まれてしまうケースもあるので、今回は、欲張らずに自分の組み手に徹して、相手の柔道をさせないことを意識していましたね。

「投げたい」という思いも大切ですが、今回はそこを抑えられたことが勝因なのかもしれません。

井上監督の言葉

井上監督の言葉

今大会の事前調整のとき、やはりプレッシャーを感じていて、少し硬い時期がありました。

そのとき井上監督が「オリンピックのプレッシャーは、こんなもんじゃないから。オリンピックの練習と思って戦ってこい」とアドバイスを頂きました。戦う相手が強豪選手ということもあったので、話をして少しプレッシャーから解放されましたね。

今思うと、世界チャンピオンとしてのプレッシャーを感じながら戦った今回の大会は、いい経験だったと思います。オリンピックはもっとプレッシャーがかかると思いますけどね。

オリンピックに向けて

オリンピックに向けて

今、自分の中では「代表選考を勝ち取るぞ」というよりも「オリンピックで金メダルを獲る」という気持ちの方が強いです。

もちろん代表選考の選抜も意識はしているのですが、そこは勝つのが当たり前と考えています。

オリンピックの代表選抜がある4月までの4ヵ月間ではなく、オリンピックが開催される8月までの8ヵ月間を見据えて「リオデジャネイロオリンピックで金メダルを獲る」という目標を念頭に置き、しっかりと準備していきたいと思っています。

柔道を見て下さる方に向けて

柔道を見て下さる方に向けて

今大会は、思った以上にお客さんが見に来てくれて嬉しかったです。オリンピックはさらに多くの方に見て頂ければいいなと思います。

自分が柔道を見に来てくれる人たちにできる一番の恩返しは、結果を残すこと。結果を残すことによって、柔道に興味を持ってくれる人や応援してくれる人が増えると思います。

柔道選手として、結果が残せるように頑張っていきますので、もっともっと柔道に注目して欲しいですね。

インタビュー:2015年12月

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「柔道グランドスラム東京2015」男子100kg級で優勝を果たした羽賀龍之介選手。8月のアスタナ世界柔道選手権大会での優勝で自分に自信がついたという羽賀選手は、世界チャンピオンとしてのプレッシャーにも打ち勝ち、今大会でも見事金メダルに輝きました。
当ページには、羽賀龍之介選手へのインタビューを掲載しています。自分の柔道を貫いて戦った準決勝・決勝のことや柔道選手として、柔道選手を見て下さる方に伝えたいことなど、様々なお話を伺いました。選抜はもちろん、その先の「オリンピック優勝」へ向けて突き進む羽賀龍之介選手の熱い思いをまとめたインタビュー記事をぜひご覧下さい。柔道チャンネルは、柔道を志すすべての方を応援しております。

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