柔道グランドスラム大阪2019 大会の見どころ 男子

柔道グランドスラム大阪2019 大会の見どころ 男子
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柔道グランドスラム大阪2019をさらに楽しむ、男女階級別の見どころポイント!「柔道グランドスラム大阪2019」大会の見どころ-男子-

柔道グランドスラム大阪2019の男子柔道について、各階級別の見どころをご紹介します。

※文中のIJFポイントランキングは、2019年11月14日時点のものです。 ※掲載内容は、2019年11月14日時点のものです。
 14日以降に欠場になった選手も一部含まれております。
※直近3年間の大会成績をリンクしています。

女子の見どころはこちら

男子60kg級

2019年東京世界選手権
3位決定戦
高藤直寿 vs 永山竜樹

永山竜樹了徳寺大学職員)と高藤直寿パーク24)が熾烈な五輪代表争いを繰り広げる60kg級は、当然、両者の勝ち上がりが最大の見どころとなる。永山は2018年バクー、2019年東京の両世界柔道選手権大会(以下、世界選手権)で3位。対する高藤は2018年バクー大会優勝、今年の東京大会では永山に敗れ5位に甘んじた。とは言え、過去3度世界の頂点に立ち、五輪も経験(銅メダル)している高藤はここ一番での戦い方、勝ち方を知るだけに、来年の東京五輪(柔道)の代表を狙う上で、結果が重視される今大会で、どのような戦いをすべきかは百も承知だ。

現在、IJFワールドランキングでは永山が1位で高藤が7位と、永山が上位に立つが、実力的にはほぼ互角。小柄ながら担ぎ技だけでなく内股にも抜群の切れを持つ永山と、独創的で変幻自在な天才型柔道の高藤がどのような対決を見せるのか。両選手の直接対決はもちろんだが、両選手が初戦からどう勝ち上がるのかも重要なポイントとなる。東京五輪(柔道)に向け、気の抜ける大会はひとつもないが、直接対決の可能性のある今大会は、とりわけ重要だと言って良いだろう。

東京五輪(柔道)の日本代表候補は、この2人にほぼ絞られてはいるが、講道館杯全日本体重別選手権大会(以下、講道館杯)で悲願の初優勝を果たし、今大会出場のチャンスを掴んだ25歳の青木大(パーク24)と、同2位、世界ジュニアチャンピオンで、若手有望株の古賀玄暉(日本体育大学3年)の奮闘にも期待したい。

外国人選手は、現時点ではジョージア、カザフスタンといった強豪国のエントリーがはっきりしておらず、両国からのエントリーがあれば、トーナメントの様相は大きく変わりそうだが、現時点においては、永山、高藤を脅かしそうな選手の存在はなさそう。

強いて挙げるのであれば、10月の柔道グランドスラム・ブラジリア2位のタカバタケ(ブラジル)、東京世界選手権で7位に入ったヤン・ユンウェイ(台湾)、バクー世界選手権5位のイ・ハリム(韓国)など。

また、フランスはこの階級も含め、当初は世界選手権代表クラスをエントリーさせていたが、2~3番手、あるいは若手中心の陣容に切り替えてきたようだ。ロシアも一線級の選手のエントリーはないようだが、先に挙げたジョージア、カザフスタン同様、ロシアに関しても、一般的な知名度のない選手でも侮ることはできない。

男子66kg級

2019年東京世界選手権
準決勝戦
阿部一二三 vs 丸山城志郎

最も注目度が高いと言っても過言ではない66kg級。焦点は、ずばり丸山城志郎(ミキハウス)と阿部一二三(日本体育大学4年)の、新旧世界チャンピオン対決だ。

阿部は2017年ブダペスト世界選手権で、弱冠20歳で世界チャンピオンに輝き、翌2018年バクー世界選手権で2連覇を達成。

そのまま東京五輪(柔道)まで独走するかと思われていたが、今年4月の全日本選抜体重別選手権大会(以下、選抜体重別)で13分に及ぶ激闘の末、丸山に敗れて2位。8月の東京世界選手権準決勝でも、その丸山に再び惜敗し王座陥落。逆に丸山が世界選手権初出場で初優勝を果たし、東京五輪(柔道)代表争いにおいて一歩リードする形となった。

今大会で丸山が優勝した場合、東京五輪(柔道)代表の内定が出る可能性もあり(強化委員会において3分の2以上の賛成が必要)、阿部にとっては、あとのない厳しい大会となる。ちなみに昨年のこの大会では、逆に阿部の東京世界選手権代表内定をかけて両者が決勝で対戦し、ゴールデンスコア(延長戦)の末に丸山が巴投技ありで勝利して阿部の内定を阻止。ここから丸山の快進撃がスタートしたのだった。いずれにしても、丸山と阿部、両者の戦いは壮絶な攻防になることが予想され、絶対に見逃せない。

丸山、阿部以外の日本代表は、講道館杯優勝の相田勇司(國學院大学2年)と同大会2位の西山祐貴(警視庁)。相田は2018年世界ジュニア3位、今年の柔道グランプリ・タシケントで2位に入り、今後のシニアでの活躍が期待されている選手。西山はほとんど国際大会の経験はない。両選手とも、この柔道グランドスラム大阪の大舞台でどれだけ力を発揮できるか。印象に残るような、思い切りの良い柔道をしてほしい。

外国人選手で有力なのは、今年の東京世界選手権で躍進の準優勝を果たしたキム・リーマン(韓国)、2017年柔道ワールドマスターズ・サンクトペテルブルク優勝のガンボルド(モンゴル)、2009年ロッテルダム世界選手権優勝のベテラン・ザンタラヤ(ウクライナ)、2014年、15年、17年と3度の世界選手権で準優勝を果たしているプリヤエフ(ロシア)、2018年世界選手権3位のアン・バウル(韓国)など。

なかでもキム・リーマンは日本で柔道を始め、丸山城志郎とは相原中学校の先輩後輩の間柄(キムが1年先輩)。韓国には第一人者のアンがいるが、今年の東京世界選手権でキムが2位になったことで、韓国の代表争いも熾烈になっている。キムにしてもアンにしても、日本人選手にとってはかなりの強敵となりそうだ。

男子73kg級

2019年度
講道館杯全日本柔道体重別選手権大会
決勝戦
海老沼匡 vs 原田健士

73kg級はやはり大野将平旭化成)に尽きる。言わずと知れたリオデジャネイロ五輪金メダリスト。今夏の東京世界選手権においても、圧倒的な強さと風格で優勝を飾った。内股、大外刈の威力はさることながら、組んだら投げられると警戒する相手には、巴投や左の背負投なども繰り出す。異次元と称しても良いほど、その強さは究極だ。

大野という絶対的な王者がいるために、どうしても印象が薄くなってしまうのだが、橋本壮市(パーク24)と海老沼匡(パーク24)の2人も、大野がいなければ優勝候補の筆頭に上がる選手。橋本は2017年ブダペスト世界選手権優勝、2018年バクー世界選手権2位。橋本スペシャルと称される独特の袖釣込腰の切れ味は鋭く、組み手の巧さも抜群で、大野がもっとも苦戦する選手の一人だ。そして、海老沼も66kg級で3度世界王者に輝き、2度五輪で銅メダルを獲得している強者。73kg級転向後も、背負投や内股で抜群の切れ味を見せている。講道学舎の後輩である大野との対戦は、常に好勝負、名勝負となり、ファンの語り草となっている。

この3選手が出ているだけでも、見応え十分の展開が期待できるが、今大会にはさらに、講道館杯決勝で海老沼から2つの技ありを奪って優勝した新鋭の原田健士(日本体育大学3年)が出場しており期待がかかる。講道館杯は技の切れに加え、思い切りの良さも光っていたが、この大舞台で存在感を見せることができるか。大いに注目したい。

昨年の世界選手権で、橋本を破って王者となったアン・チャンリン(韓国)は今回不出場。桐蔭学園高校から筑波大学と、日本で柔道の技術を磨いたアンもこの階級の優勝候補の一人で、東京五輪(柔道)でも日本人にとって最大のライバルになることは間違いない。

現在エントリーしている選手の中でもっとも注意が必要な外国人選手は、2012年ロンドン五輪66kg級金メダリスト、16年リオデジャネイロ五輪73kg級でも銅メダルを獲得しているシャフダトゥアシビリ(ジョージア)、昨年のワールドマスターズ準優勝のマルジェリドン(カナダ)、IJFワールドランキング3位のマシアス(スウェーデン)、ウズベキスタンのトゥラエフなどの選手。油断できない相手ばかりだ。

見応えタップリの73kg級。東京世界選手権優勝の大野が、この大会でも優勝すれば、おそらく東京五輪(柔道)の代表内定となる。果たして橋本、海老沼は阻止できるか。

男子81kg級

2019年度
講道館杯全日本柔道体重別選手権大会
準決勝戦
友清光 vs 佐々木健志

81kg級は、2018年バクー世界選手権2位の藤原崇太郎(日本体育大学3年)と2015年アスタナ世界選手権優勝、リオデジャネイロ五輪銅メダリストの永瀬貴規(旭化成)の戦いぶりが注目ポイント。

2017年に右ヒザに重傷を負い、手術、療養のために約1年間戦線離脱した永瀬は、復帰後も以前のようなパフォーマンスが見せられず周囲を心配させたが、今年に入り、永瀬らしい巧みな組み手と試合運び、独特の切れ味を持つ技が戻り、4月の選抜体重別では藤原を破って優勝。東京世界選手権の代表には選出されなかったものの、7月の柔道グランプリ・モントリオール、柔道グランプリ・ザグレブ、そして10月の柔道グランドスラム・ブラジリアと国際大会3連勝。復調を感じさせる試合内容と結果を残している。藤原、佐々木健志(綜合警備保障:ALSOK)、友清光(国士舘大学3年)と、現時点での日本のトップ選手4人が集結するこの大会で優勝することになれば、完全復調と言って良いだろう。

一方、藤原は今年の東京世界選手権では、指導2を奪い優位に試合を進めながら、終了間際に技ありを取られてまさかの初戦敗退。スタミナ豊富で、試合巧者。時間が長引けば長引くほど強いと言われる藤原らしからぬ拙攻で悔しい思いをした。藤原にとって今大会はリスタートの大会。2018年は世界選手権のファイナリストとなり、一度は81kg級の日本の第一人者となった藤原が手放しかけた第一人者の座を再び取り戻すことができるか。この大会にかかっていると言っても過言ではないだろう。

佐々木は、講道館杯ではケガのために万全ではなく準決勝で敗退。しかし、実績から今大会の代表となった。背負投、内股、裏投と技の破壊力とスピードは抜群ながら、強引すぎるところが玉にキズ。それが制御できるようになれば、最も怖い選手になるだろう。

若手最注目は友清。以前から高い評判だったが、ついに講道館杯を制し大きなチャンスを手に入れた。しっかりと存在をアピールするような戦いを見せてほしい。

海外選手で最も注目されるのが、バクー世界選手権優勝のモラエイ(難民選手団)。東京世界選手権では、イスラエル選手との対戦を避けるため、母国イランから棄権を強要され、本来のパフォーマンスはできなかった。今回は、政治的な圧力を受けることなく、思い切り戦えることを望みたい。その他、東京世界選手権2位のカッセ(ベルギー)や3位のヴァロア=フォルティエ(カナダ)、昨年の柔道ワールドマスターズ・広州2位のデヴィット(オランダ)なども要注意選手だ。

男子90kg級

2019年度
講道館杯全日本柔道体重別選手権大会
決勝戦
村尾三四郎 vs ベイカー茉秋

日本代表は、東京世界選手権2位の向翔一郎(綜合警備保障:ALSOK)、東京世界選手権・団体戦代表の村尾三四郎(東海大学1年)、2016年リオデジャネイロ五輪金メダリストのベイカー茉秋(日本中央競馬会)と2018年バクー世界選手権3位の長澤憲大(パーク24)の4人。

この階級は世界的に見ても混沌としており、絶対的に強いという選手は見当たらない。2017年以降の世界選手権の結果を見ても、3位以内に2度入賞しているのは、セルビアのマイドフ(2017年優勝、2019年3位)とフランスのクレルジェ(2018年、2019年3位)のみ。それだけコンスタントに成績を残すことが難しい階級と言える。ちなみに、日本代表は、2017年は派遣なし、2018年は長澤、2019年は向と、やはり定着していない。逆に言えば、上位選手全員にトップに立つチャンスがある階級と言えるかもしれない。

それは世界選手権に限ったことではなく今大会も同様。実際に、今大会にエントリーしている選手を見渡しても優勝予想は非常に難しい。IJFワールドランキングに照らしてみると、上からファンテンド(オランダ)、シルバ・モラレス(キューバ)、マイドフ、メディエフ(アゼルバイジャン)、クァク・ドンファン(韓国)、向、グビニアシビリ(ジョージア)、クコル(セルビア)と続く。上記シード選手に、村尾、ベイカー、長澤が入っていないことを考えると、本当に初戦から気を抜くことのできない試合の連続になると言って良いだろう。

それでも強いて有力選手をピックアップするのであれば、まずは、東京世界選手権優勝のファンテンド。しかし、日本選手にとっては、戦い方さえ間違わなければ勝てない相手ではない。日本人選手にとって強敵となるのは、ブダペスト世界選手権優勝のマイドフと2015年アスタナ世界選手権優勝のクァク。マイドフの組み際の肩車、クァクの巧みな組み手と多彩な攻撃は厄介だ。

日本人選手で好調なのは、講道館杯でベイカーを破って優勝した村尾。直後の勝利者インタビューで「自分の目標は東京五輪(柔道)で優勝すること」と宣言した。今大会で優勝することになれば、大きな目標に近付くことになる。敗れたベイカーは、講道館杯の内容は万全にはほど遠いものだった。今大会に向け、どれだけ状態を上げてこられるか。

一方、東京世界選手権で準優勝した向は、弱点もあるが、波に乗ったときには相手が誰でも一本を取る、そんな力を持っている。そして、その勝利の確率は着実に上がってきていると言って良いだろう。この大一番で結果を残すことができるか。

男子100kg級

2019年度
講道館杯全日本柔道体重別選手権大会
決勝戦
羽賀龍之介 vs 西山大希

2017年ブダペスト世界選手権優勝、2019年東京世界選手権3位のウルフアロン(了德寺大学職員)、10月の柔道グランドスラム・ブラジリアで優勝した飯田健太郎(国士舘大学3年)、そして、リオデジャネイロ五輪銅メダリストの羽賀龍之介(旭化成)、2010年東京、11年パリ世界選手権2位(90kg級)の西山大希日本製鉄)が日本代表の4選手。

第一人者は2017年から3年連続で世界選手権の日本代表となっているウルフ。ウルフは今年4月、体重無差別で争う全日本柔道選手権大会でも100kg超級の強豪選手を連破して優勝、名実ともに日本一の選手となった。減量のある100kg級の試合では、無差別の試合と比べ、攻撃力も防御力もダウンしてしまう印象がある。最大の課題は、減量しながらも、攻撃力と防御力を維持すること。この課題が克服できれば、東京五輪(柔道)での金メダルの可能性は大幅にアップすることだろう。まずは、柔道グランドスラム大阪で優勝という結果を残したい。

ウルフを追いかける飯田は、今年に入り2月の柔道グランドスラム・デュッセルドルフ、そして10月の柔道グランドスラム・ブラジリアとグランドスラム2連勝。東京五輪(柔道)後の日本を引っ張っていく選手として期待されている。攻撃が淡泊になりがちなのが不安要素だが、切れ味鋭い内股、大内刈に加え、意表を突く背負投など、攻撃のバリエーションも広がっている。次代のエース候補として大いに期待したい。

講道館杯で若手を退けて決勝に進み、柔道グランドスラム大阪の代表に選ばれた羽賀と西山に関しては、全盛期のような力強さ、技の切れはないものの、逆にベテランらしい試合運びや駆け引きの巧さが見られ、今大会でも存在感を見せてくれそうだ。

外国人選手で最も注目してほしいのは、東京世界選手権で頂点に上り詰めたフォンセカ(ポルトガル)。背負投、袖釣込腰といった担ぎ技から、大外刈、小外刈、さらに裏投ととにかく躍動感あふれる技を次から次に繰り出し、見ている者を魅了する。時にあっさりと負けてしまうところも魅力だったりするユニークな選手だ。

その他にも、2017年ブダペスト、2018年バクーと、両世界選手権でファイナリストになりながら、優勝を逃しているIJFワールドランキング1位のリパルテリアニ(ジョージア)、東京世界選手権3位のコレル(オランダ)、2018年バクー世界選手権3位のルハグバスレン(モンゴル)、2017年ブダペスト世界選手権3位のガシモフ(アゼルバイジャン)などが有力で、上位進出の可能性は大いにある。

男子100kg超級

2019年度
講道館杯全日本柔道体重別選手権大会
決勝戦
熊代佑輔 vs 香川大吾

100kg超級の代表は、2019年東京世界選手権2位の原沢久喜百五銀行)、東京世界選手権では団体戦優勝に貢献した影浦心(日本中央競馬会)、100kg級から階級を上げ、いきなり講道館杯優勝を果たしたベテラン・熊代佑輔(綜合警備保障:ALSOK)と同2位の香川大吾(綜合警備保障:ALSOK)の4選手。

海外からは、リオデジャネイロ五輪100kg級金メダリストで、階級を上げてからもコンスタントに結果を出し、今年の東京世界選手権ではついに100kg超級でも頂点に立ったクラパレク(チェコ)、東京世界選手権3位のメイヤー(オランダ)、2016年リオデジャネイロ五輪、2017年ブダペスト世界選手権3位のシルバ(ブラジル)、東京世界選手権3位の韓国の新鋭キム・ミンジョン、昨年の柔道グランドスラム大阪優勝のグロル(オランダ)、ブダペスト世界選手権2位のコカウリ(アゼルバイジャン)、今年2月の柔道グランドスラム・パリ優勝のキム・スンミン(韓国)と、有力選手で来ていないのは2018年バクー世界選手権王者のツチシビリ(ジョージア)と、100kg超級の絶対王者、リネール(フランス)だけというくらい、錚々たるメンバーがエントリーしている。

リネールとツチシビリがいないのは残念ではあるが、その他の強豪相手に日本人選手がどのような試合を見せることができるのか。来年の東京五輪(柔道)を見据えると、やはり日本の第一人者である原沢に期待がかかる。リオデジャネイロ五輪では決勝でリネールに敗れ2位。その後、幾多の試練を乗り越えてここまで来たが、いよいよ来年は東京五輪(柔道)。今大会でもしっかりと勝って、良いイメージで東京五輪(柔道)の年を迎えたいところだ。今大会の最大のライバルは、東京世界選手権で決勝を争ったクラパレク。そのときは約8分に及ぶ接戦の末、反則負けを喫したが、今回はどんな内容でも勝って終わりたい。

東京五輪(柔道)代表候補として原沢を追うのは、実質、影浦のみ。影浦にとっても今大会は試練の大会。ここで結果を出さないと、五輪代表の道は相当厳しくなると言って良いだろう。

講道館杯で、周囲の予想を覆す抜群のパフォーマンスで優勝した熊代も、五輪代表争いとは関係なく、どんな柔道をするのかに興味が湧く。講道館杯では小川雄勢(パーク24)、太田彪雅(東海大学4年)、香川をいずれもしっかりと投げて勝っている。若手の不甲斐なさというより、熊代の巧さ、凄さを感じさせる試合だった。しばらくケガで低迷していた香川にとっては久しぶりの大舞台。思い切りの良い柔道をしてしっかりと存在感を見せたい。

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柔道チャンネル「柔道グランドスラム大阪2019」について
「柔道グランドスラム大阪2019」は、(公財)全日本柔道連盟が主催する国内唯一の国際大会ですが、今回の2019年大会は、東京五輪(柔道)の代表選考をかねているため一味違います。誰もがあこがれる五輪の舞台。限られた出場枠を狙い、柔道選手が熱い戦いを繰り広げます。もちろん、戦う相手は日本人選手だけではありません。来年の東京五輪(柔道)を見据えた世界との戦いに目が離せません!
世界柔道で優勝した「丸山城志郎」「阿部詩」「素根輝」は、柔道グランドスラム大阪2019では、どのような戦いを見せるのかも見どころ。他の選手も、柔道グランドスラム大阪2019での活躍で日本代表の座を勝ち取れるか。興味深い柔道が展開されます。柔道チャンネルでは、2019年11月22~24日に開催される「柔道グランドスラム大阪2019」の情報を発信しております。出場日本選手の紹介や過去の大会成績、写真などを掲載していきます。もちろん、選手の組合せや試合結果も掲載!世界各国の柔道家による熱い戦いを、ぜひご覧下さい。
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