- 大会レポート
- ブダペスト世界柔道選手権大会 日本代表選手
4月2日大会レポート
大会レポート「男子81kg級 永瀬が大会4連覇達成!」
2017年4月1日(土)・2日(日)に福岡国際センターで開催された「平成29年全日本選抜柔道体重別選手権大会」が終了。
最終日の2日(日)は、男女計7階級が行なわれ、男子81kg級永瀬貴規(旭化成)が渡邉勇人(了徳寺学園)を内股の技有で破り大会4連覇を達成した。
また注目された男子100kg級決勝戦は、昨年の本大会で優勝を飾っているウルフアロン(東海大学4年)が、リオデジャネイロ柔道競技銅メダリスト・羽賀龍之介(旭化成)と対決。
延長戦の末に指導差で勝利を掴み、大会連覇を果たしている。
今年2月の柔道グランドスラム・パリ100kg級で優勝し、期待されていた飯田健太郎(国士舘大学1年)は、ウルフに内股の技有で敗れ準決勝で姿を消した。
その他の階級では、女子48kg級近藤亜美(三井住友海上)が大会連覇を達成。100kg超級王子谷剛志(旭化成)が影浦心(東海大学4年)を送襟絞の一本で破り勝利している。
なお、大会終了後に行なわれた強化委員会で、8月にブダペストで開催される世界柔道選手権大会の代表14人中12人(男子6人・女子6人)が発表され、男子90kg級、100kg超級、女子63kg級、78kg超級の4階級以外の代表が決定した。
男子100kg超級は、4月29日(土・祝)に開催される全日本柔道選手権大会後、女子78kg超級は4月16日(日)に開催される皇后盃全日本女子柔道選手権大会後に強化委員会が開かれ、代表選手が発表される。男子90kg級と女子63kg級は代表選手選定の協議中。後日改めて発表が予定されている。
4月1日大会レポート
大会レポート「男子66kg級、阿部が大会連覇達成!」
今年8月にブダペストで開催される世界柔道選手権大会の代表選考会を兼ねた「平成29年全日本選抜柔道体重別選手権大会」が、2017年4月1日(土)・2日(日)に福岡国際センターで開催。
大会初日は、男女計7階級が行なわれ、男子66kg級は昨年の本大会でも圧倒的な強さで優勝した阿部一二三(日本体育大学2年)が、高市賢悟(旭化成)を相手に大外刈の一本で勝利し、連覇を達成した。
男子60kg級の優勝候補だった高藤直寿(パーク24)は、昨年12月のグランドスラム東京2016に続き、永山竜樹(東海大学3年)に決勝戦で敗れ惜しくも優勝を逃している。
男子73kg級は、グランドスラム東京2016、今年2月のグランドスラム・パリと立て続けに優勝し、波に乗っている橋本壮市(パーク24)が延長戦の末、立川新(東海大学2年)に勝利し、2年ぶりに優勝を掴んだ。
女子は、78kg超級の素根輝(南筑高校2年)が優勝候補の山部佳苗(ミキハウス)と稲森奈見(三井住友海上)を破る快進撃を見せ優勝した。
明日は、男子81〜100kg超級、女子48〜57kg級の計7階級が行なわれ、各階級の王者が決定する。