2020年2月に行なわれたヨーロッパオープン・オディヴェーラス（ポルトガル）に出場し、3回戦で敗れたものの敗者復活戦、3位決定戦を勝ち上がって銅メダルを獲得した柴田理帆（JR東日本）。

筑波大学を卒業して実業団所属となった2019年は、全日本選抜柔道体重別選手権大会に初出場を果たし、全日本実業柔道団体対抗大会では石川慈（コマツ）に勝利するなど全4試合に出場し2勝を挙げ優秀選手賞に輝く活躍を見せた。

さらに講道館杯全日本柔道体重別選手権大会（講道館杯2019）では、1回戦から順調にトーナメントを勝ち上がり準決勝に進出。舟久保遥香（三井住友海上）に敗れて決勝に駒を進めることはできなかったが、3位決定戦で2014年の世界柔道選手権大会王者・宇��菜絵（コマツ）をゴールデンスコア（延長戦）の末に下し3位に入賞。5度目の挑戦で初めて表彰台に立った。

さらなる成長が期待される2020年は、2017年全日本ジュニア柔道体重別選手権大会に続く2つ目のタイトル獲得に挑む。