著名な柔道家インタビュー

  

山岸絵美2/2

柔道女子48kg級で活躍した山岸絵美氏。現役時代は国内外の大会で優勝をするなど数々の実績を残し、2015年に現役を引退。現在は三井住友海上女子柔道部の特別コーチを務めています。
今回のインタビューでは、山岸さんが柔道を始めたきっかけから、今後の目標までお伺いしました。

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目標を見失った時期

目標を見失った時期

2010年頃は、福見友子さんや浅見八瑠奈さんと共に「女子48kg級の世界3強」と呼ばれていた時代でした。しかし、48kg級にはこの2人以外にもたくさん強い選手がいて、すごく意識していましたし、対戦相手についての研究などもしていました。

2011年の全日本選抜柔道体重別選手権大会では福見友子さんや浅見八瑠奈さんを破って優勝したものの、国際大会での実績の差もあってか、この年に行なわれたパリ世界柔道選手権大会の代表から外れてしまいました。

このときは、「勝っても代表に選ばれなかった」という事実が本当に悔しかったですね。当時は肩の怪我を抱えていたこともあり、気持ちがすごく落ちていた時期。「目標」を見失っていましたね。追い討ちをかけるように「いくらテーピングをしても両肩を脱臼する」ということもたびたび起こるようになりました。集中力も欠けていたのでしょうね。

しかし、肩を脱臼したことで、よりパワーを付けることなど、学べたこともたくさんありました。このとき学んだことが、このあとにも影響していると思います。

強い気持ちが柔道を続けさせてくれた

強い気持ちが柔道を続けさせてくれた

「頂点を目指すには練習しかない」と思っていたのですが、体力的にもきつい部分があり、練習も満足がいくようにできなくなってしまったので、「もうだめなのかな」と思いましたね。「勝てない自分」ではなく、そういったことがきっかけで、2015年9月に引退を表明しました。

引退するまで、現役生活が結構長かったですね。ここまで長く柔道を続けることができたのは、「柔道が好き」という気持ちや、「チャンピオンになりたい」、「絶対に優勝したい」という気持ちがあったからだと思っています。

引退後の道

引退後の道

引退後は、今までの経験を活かせることがしたいと思い、三井住友海上の少年柔道クラブで週に一度指導をしています。今後は、自分が今まで色々な人から吸収してきたことを、さらに色々な人に分け与えていきたいと思っています。

また、三井住友海上の広報部で社員としても働いています。広報部という「サポートをする」側になってみて、こんなにも支えられているのだなということを実感しました。現役時代には気付かなかったのですが、すごく恵まれていたのだなと思いましたね。

指導者側になって選手を育てる

指導者側になって選手を育てる

強さを求めていくと、辛いことがたくさんあると思いますが、柔道はそれだけではありません。相手のことも理解し、思いやりも身に付けて欲しいと思います。柔道を通して、人間関係や道徳も学んで欲しいですね。

私は柳澤監督からそういったものを学んだので、同じように皆さんに伝えていきたいなと思っています。強いだけではなく、礼儀正しい人を育てていきたいです。

それと私自身、現役時代にはよくアロマでリラックスしていたこともあり、最近アロマセラピストの資格を取りました。これをきっかけにこれからアロママッサージなども習い、それを選手のケアなどに活かしていきたいですね。

インタビュー:2018年2月

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今回は著名な柔道家インタビューとして、山岸絵美氏にお話をお伺いしました。中学生の頃から三井住友海上女子柔道部の合宿に参加し、世界で活躍する選手達と練習をしてきた山岸氏。そして全国中学校柔道大会の44kg級、アジアジュニア柔道選手権大会の45kg級の両大会で優勝、全国高等学校総合体育大会(インターハイ)柔道競技大会では、48kg級の初代チャンピオンとなるなど、学生の頃から数々の功績を残しました。実業団加入後も、数々の国内外の大会で優勝を飾りましたが、怪我をして上手くいかない時期も経験。引退後は、三井住友海上女子柔道部の特別コーチとして、指導する立場となりました。
このインタビューでは、山岸さんが柔道を始めたきっかけから今後の目標までお伺いしました。ぜひ、山岸さんの柔道に対する熱い思いをご覧下さい。

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