著名な柔道選手インタビュー

  

飯田健太郎2/2

2019年に開催された柔道グランドスラム・デュッセルドルフでの優勝が記憶に新しい飯田健太郎選手。これまで柔道グランドスラム・パリや講道館杯全日本柔道体重別選手権大会で優勝を勝ち取っている飯田選手の現在に至るまでの経歴や、柔道への取り組み方、そしてこれから控えている東京五輪(柔道)に向けての目標などを語って頂きました。

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リオデジャネイロ五輪(柔道)で感じた「特別な場所」

リオデジャネイロ五輪(柔道)で感じた「特別な場所」

2016年のリオデジャネイロ五輪(柔道)では、当時自分もシニアの選手たちと試合をして、五輪(柔道)出場選手の強さを知っていたので、その中から優勝する人がたくさん出るのではないかと予想していただけに「あの強い人たちが負けるのか」と感じたのを覚えています。

あの畳の上にいる選手はどういう気持ちなのだろうか、やはり特別な場所なのだろうか、と良く考えていました。

自分と同じ100kg級の羽賀龍之介選手が3位を獲得したときは、どこかほっとした気持ちがありました。悔しいともうらやましいとも違う、不思議な感情を持ったことを覚えています。自分の階級で優勝者が出ると嫉妬していたでしょうね。

自分で考えて取り組む大学時代

自分で考えて取り組む大学時代

監督の厳しい指導で柔道をやらされていたような高校時代とは違って、大学生になると自分で練習内容やトレーニングを考えて柔道に取り組む必要が出てきました。

ただ、自分は中学・高校生の頃から、意識して自分で練習をするように心がけていたので、大学に入って環境が変わっても、戸惑うことはありませんでしたが、自分で考えて練習することの大切さをあらためて感じることができたのは良かったです。

しかし戦績に関しては、講道館杯全日本柔道体重別選手権大会(以下、講道館杯)の優勝しか残せず、最初の1年間はとても悩みました。選抜体重別も3位にはなっていますが、実質試合に勝ったのは一回だけ。高校で好成績を残したことで、相手選手にマークされるようになったこともありますが、外国や国内のトップ選手と試合すると、自分の力のなさを痛感していました。

スランプから抜け出せた柔道グランドスラム・デュッセルドルフ

スランプから抜け出せた柔道グランドスラム・デュッセルドルフ

2018年2月の柔道グランドスラム・パリでは2回戦で敗退し、さらには怪我をするなど大学2年目は最悪のスタート。柔道グランプリ・ザグレブ3位、柔道グランドスラム大阪でも3位、柔道ワールドマスターズ・広州も3位と、何とか入賞できた年でした。

そんな中で2018年の第18回アジア競技大会 柔道競技は、決勝戦でチョ・グハム選手にリベンジを果たすという目標もあり、どうしても優勝したいと思って臨んだ大会。その頃、自分の柔道における課題が「我慢をすること」でもあったので、10分に及ぶ試合を最後まで耐えて優勝できたことが、スランプに陥った自分に弾みを付けることができた要因だと思います。

2019年2月の柔道グランドスラム・デュッセルドルフは、選抜体重別に繋げるための大事な試合ということもあり、本当に優勝できてよかったと心の底から思える大会でした。今思うと1回戦から厳しい戦いばかりで、いつ負けても不思議ではなかったので、選抜体重別へ首の皮が繋がったなという安心感もあります。世界大会での優勝は本当に久しぶりだったので、とても意味のある大会だったと思っています。

東京五輪(柔道)への意気込み

東京五輪(柔道)への意気込み

東京五輪(柔道)に出るためには、段階を踏んで結果を残す必要があります。そのために、対戦相手の研究、組み手、寝技など、限られた時間の中で、できる準備は全部やるつもりです。

今は多くの大会で勝って、次の切符を手に入れることしか考えていません。

東京五輪(柔道)に近付くためにも、ひとつひとつの試合を大事にしていきます。

インタビュー:2019年3月

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今回著名な柔道選手としてインタビューしたのは、男子100kg級にて活躍する飯田健太郎選手です。姉や父の影響を受けて柔道を始めると、小学6年生で参加した小学生学年別柔道大会で2位になったことで、本気で柔道に取り組むようになります。中学・高校と様々な大会に出場し、外国やシニアの選手とも戦い、大学時代は上手く結果が残せない中でも、粘り強く柔道に取り組んだことで、柔道グランドスラム・デュッセルドルフで優勝を勝ち取りました。今後の活躍にも注目したい、飯田選手の幼い頃から現在までをインタビューにてご覧下さい。

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