著名な柔道選手インタビュー

  

飯田健太郎1/2

2019年に開催された柔道グランドスラム・デュッセルドルフでの優勝が記憶に新しい飯田健太郎選手。これまで柔道グランドスラム・パリや講道館杯全日本柔道体重別選手権大会で優勝を勝ち取っている飯田選手の現在に至るまでの経歴や、柔道への取り組み方、そしてこれから控えている東京五輪(柔道)に向けての目標などを語って頂きました。

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家族に触発されて始めた柔道

家族に触発されて始めた柔道

姉が柔道をしていて、その送り迎えに自分も付いて行くことが多く、そうしたことを続けているうちに自分も柔道を始めていました。姉も父の影響で柔道を始めていたので、家族ぐるみで柔道をしていたという感じです。

小学生時代は湘南宮本塾で柔道を教わり、受身や回転といった基礎練習を中心に取り組んでいました。乱取りなどの本格的な練習は行なわず、どちらかと言えば遊びに近い感覚だったと思います。

他に小学3年生まではサッカー、4〜6年生までは野球と柔道を平行して行なっていました。土曜日は午前に野球、午後に柔道。日曜日は一日中、野球。平日は柔道。休みなく体を動かす毎日でした。今でも同級生や先輩とサッカーをすることがありますが、柔道の足技やフットワークに活かされていると思います。

柔道一筋と決めた小学生時代

柔道一筋と決めた小学生時代

小学6年生のときに出場した全国小学生学年別柔道大会で準優勝をしたときは、ここまで結果を残せるとは思っていませんでした。この結果で、中学校は柔道一本に絞ろうと決意。

運良く勝ち進んだとはいえ、自信は付きました。また、多くの選手を見たことで、柔道の全国レベルを目指そうと思った大会でもあります。

力の差を痛感した中学時代

力の差を痛感した高校時代

中学に進学して痛感したことは、小学生とは力が桁違いに異なったということです。特に中学3年生の力は、体が成長過程ということもあって、自分の力のなさを痛感しました。当時の自分は体が細かったこともあり、小学生のときのような練習量では上にはいけないと思い、練習量を増やしたことを覚えています。

中学時代は学校で練習したあと、近くの麻布大学附属高校でも練習に没頭していました。麻布大学附属高校では、父が柔道部の顧問をしていた関係で練習をすることができたのです。中学校の練習では満足できていない自分がいたのかもしれません。高校生に胸を借りるつもりで練習に取り組んでいました。

もっと強くなると決意した新人戦

もっと強くなると決意した新人戦

中学1年生の最後に参加した新人戦ですが、「良いところまでいける」と言われていたにもかかわらず敗戦。そのときに、「自分は何でこんなに弱いのだろう」と感じたと同時に「もっと強くならなければ!」と思いました。

2年生になってからは、とにかく猛練習をして、夏には全国大会に出場。結果が付いてきて本当に良かったです。

1年目の敗戦は、今思い出しても悔しいと感じる試合ですが、あのときの負けがあったからこそ、今の自分があると思っています。

中学3年間は、自分の柔道スタイルが作られた時期です。基本的な組み手や足技や内股の入り方など、中学時代に教わったことが、今の柔道スタイルにつながっていますね。

厳しい環境の中、結果を残す

厳しい環境の中、結果を残す

高校生活が始まると、これまでとは全く違う環境での柔道でした。中学時代は、強豪校で柔道をしていたわけではなかったので、当たり前のように試合に出られたのですが、国士舘高校に入学すると、まずレギュラーを勝ち取るという試練が待っていたのです。

負けず嫌いな性格もあり、団体戦は1年生のときから出たいと思っていたため、練習は上級生に食って掛かる勢いでしたね。その結果が、全日本カデ柔道体重別選手権大会の優勝や、全国高等学校総合体育大会(インターハイ)柔道競技大会での団体戦優勝にも繋がったと思います。

2年生では世界ジュニア柔道選手権大会にも出場しましたが、一回戦で敗れました。しかし今まで戦ってきたステージから、ひとつ上の柔道を見ることができたので、自分の中での意識を世界に向けられたと思います。

ところが3年生では、全国高等学校柔道選手権大会(以下、高校選手権)で負けたことで、2年連続で高校柔道3冠を達成するという目標を失うことに。

その悔しさもあり、そこからまたどんどん練習をして、さらに意識をひとつ上の段階に上げることにしたのです。自分のコンディションや、体重の管理など、柔道の練習だけでなく生活面でも注意をするようにしました。勝った試合よりも、負けた試合のほうが印象に残る性格です。悔しさをバネにどんどん練習をした1年でした。

インタビュー:2019年3月

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今回著名な柔道選手としてインタビューしたのは、男子100kg級にて活躍する飯田健太郎選手です。姉や父の影響を受けて柔道を始めると、小学6年生で参加した小学生学年別柔道大会で2位になったことで、本気で柔道に取り組むようになります。中学・高校と様々な大会に出場し、外国やシニアの選手とも戦い、大学時代は上手く結果が残せない中でも、粘り強く柔道に取り組んだことで、柔道グランドスラム・デュッセルドルフで優勝を勝ち取りました。今後の活躍にも注目したい、飯田選手の幼い頃から現在までをインタビューにてご覧下さい。

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