著名な柔道家インタビュー

  

原沢久喜2/2

国際大会7連勝、国内外の公式戦連勝記録37と他を寄せ付けない強さを持ち、リオデジャネイロ五輪(柔道)100kg超級では見事銀メダルを獲得した原沢久喜選手。
軽量級から重量級に転向した高校時代の思い出や、リオデジャネイロ五輪(柔道)での試合運びについて語って頂きました。

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リオデジャネイロ五輪(柔道)の試合を振り返って

リオデジャネイロ五輪(柔道)の試合を振り返って

1回戦のアダム・オクルアシビリ選手(ジョージア)は、力強く技の返しがとても上手い選手なので、とにかく慎重に試合をしようと思って臨み、作戦通りに試合を運べたと思います。

2回戦のウシャンギ・コカウリ選手(アゼルバイジャン)も同様に力が強く、技の返しが上手い選手でしたね。ただ、スタミナはあまりないと感じたので、後半に勝負を賭ければ勝てるだろうと思い、実際に残り約1分半というところで一本勝ちできました。

3回戦のアレックス・ガルシア・メンドーサ選手(キューバ)は、とてもしぶとい選手だという印象があったので、こちらも粘り強く戦おうと決めていました。その結果、私が立てた作戦通りになり、反則勝ちとなりました。

準決勝のアブドゥロ・タングリエフ選手(ウズベキスタン)は、強国の外国人選手をたくさん投げて準決勝まで上がってきた強豪選手。一発で勝負が決まる可能性がある相手だったので、気を付けながらも、「おそらく年齢的にスタミナ切れを起こし、後半で勝負ができるだろう」と予想しながら戦っていました。

2012年ロンドン五輪(柔道)王者との決勝戦

2012年ロンドン五輪(柔道)王者との決勝戦

決勝で戦ったテディ・リネール選手(フランス)は、今回が初対戦となる相手。フランスの応援団も盛り上がっていましたし、ロンドン五輪(柔道)の王者ということもあり会場も「どちらかというとリネール選手が優勢だろう」という雰囲気ではありましたが、私の中では緊張もなく、すべてを出し切る気持ちで戦いました。

リネール選手は試合中に消極的な姿勢もありましたが、それはリネール選手の上手さとも言えますし、私自身「試合中の一瞬のチャンスをものにできなかった」ということでもありますので、その部分は力不足だったと思いますね。

リネール選手への対策と今後の再戦について

リネール選手への対策と今後の再戦について

リネール選手は「なかなか組ませてくれない選手」という前提はありましたので、リオデジャネイロ五輪(柔道)で戦うための対策として、いくつか技を考えていました。組み際の技、いきなり抱きついてかける技、帯を持ってかける技などです。しかし、試合では思いのほか相手の前に入れず、その技を出せませんでした。

ただ、「倒せるかもしれない」という手応えは感じましたね。今回のリオデジャネイロ五輪(柔道)と同じ戦い方ではなく、新たに作戦を考えて戦えば、勝機はあるのではないかと思います。

4年後の東京五輪(柔道)への意気込み

4年後の東京五輪(柔道)への意気込み

もし再びリネール選手と戦える機会があれば、もちろん次は雪辱を晴らしたいです。 4年後は自国開催ということもありますし、柔道人生最後の集大成として、東京五輪(柔道)に挑みたいと思います。

インタビュー:2016年9月

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東建グループがお届けする柔道情報サイト「柔道チャンネル」では、リオデジャネイロ五輪(柔道)を終えた選手・監督のインタビューを一挙公開!今回は、リオデジャネイロ五輪(柔道)100kg超級で銀メダルを獲得した原沢久喜選手にお話を伺いました。6歳から柔道を始め、高校では軽量級から重量級に転向。そこから数々の国際大会で優勝し連勝記録は37と、圧倒的な強さを見せ付けてきた原沢選手。そんな原沢選手の学生時代の思い出や、リオデジャネイロ五輪(柔道)に対する熱い思い、そして2012年ロンドン五輪(柔道)王者との対戦となったリオデジャネイロ五輪(柔道)決勝についても語って頂いています。
柔道好き必見の、原沢久喜選手インタビュー。ぜひお楽しみ下さい。

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