皆様、こんにちは

野村忠宏選手(ミキハウス)が8月24日(月)に、自身のオフィシャルサイトにて
現役を引退することが発表されました。
柔道五輪3連覇の野村忠宏が引退発表
8月29日に出場する「第45回全日本実業柔道個人選手権大会」を最後に、現役生活に幕を閉じます。
コメントは以下の通り。
「ケガだらけの体と向き合いながら、後悔のないように決断したい」
野村選手と言えば、1996年開催の
アトランタオリンピック、2000年開催の
シドニーオリンピック、2004年開催の
アテネオリンピックと、
柔道史上初の三連覇を成し遂げた選手。
その柔道は
技のキレ、スピード、守りの勘をかね備えた、見る者を魅了する芸術的な柔道でした。
そんな美しい技を繰り出す野村選手に憧れ、柔道を始めた方も多かったのではないでしょうか。
若手期待の星である
阿部一二三選手(神港学園神港高校3年)も、
野村選手に憧れる柔道家のひとり。
2月に開催された柔道グランプリ・デュッセルドルフの壮行会では、野村選手からの激励に
「野村さんみたいになりたい」と目を輝かせていました

(参考ブログ
https://www.judo-ch.jp/blog/?ym=201502)
現役生活最後の大会となる8月29日から始まる「第45回全日本実業柔道個人選手権大会」の引退試合では、どんな柔道を見せてくれるのでしょうか。
皆さん、こんにちは
第64回全国高等学校柔道大会・インターハイ、大会最終日(8月12日)は、女子個人戦(63kg級・70kg級・78kg級・78kg超級)が行なわれ、女子団体戦で優勝した大成高校の鍋倉那美選手、鈴木伊織選手が個人戦でも高校日本一に輝きました
鈴木選手は、春の高校柔道選手権大会・無差別級準優勝の雪辱を晴らす個人優勝です

なかでも印象的だったのは、78kg超級
優勝の
冨田若春選手(
埼玉栄高校)
優勝した
冨田選手は、これまで団体戦優勝実績はあるものの、個人戦ではあと一歩が届かず悔しい思いをしてきた選手のひとり

決勝戦では、対戦相手の
斉藤芽生選手(
東大阪大学敬愛高校)が技を掛けそびれたところを崩し、寝技に持ち込み一本勝ちで
高校個人初タイトルを獲得しました
埼玉栄で柔道がしたく、中学から門を叩き、ここまで
本松監督と二人三脚で頑張ってきた
冨田選手

寝技で抑え込んだ中盤から涙があふれ、試合後に監督と抱き合った場面は、本当に感動のシーンでした


その他70kg級では、昨年3位の
新森涼選手(
敬愛高校)が嬉しい
初優勝です

5日に渡り熱戦が繰り広げられた
第64回全国高等学校柔道大会・インターハイも全日程が終了し本日閉幕

出場選手の皆さん、そして大会運営の皆さん、本当にお疲れ様でした
皆さん、こんにちは
第64回全国高等学校柔道大会・インターハイ4日目
女子団体戦が行なわれ、愛知県代表の大成高校が今季二冠目を狙う福岡代表の敬愛高校を破り、大会初優勝を飾りました
7月に行なわれた金鷲旗高校柔道大会と同カードとなった決勝戦
大成高校の先鋒・鍋倉選手が技ありでポイントを先取
中堅戦で敬愛高校のエース児玉選手に期待がかかりましたが、一本が奪えず指導2つでの勝利
大成高校の鈴木選手が体重30kg以上の差がありながらも果敢に攻め続け、最低限の仕事を成し遂げたのです
ポイントで上回る大成高校は、大将の中江選手ががそのまま引分けに持ち込み、1-1の内容で大成高校が勝利しました

1年生から団体戦のレギュラーとして活躍していた
大成高校の
鍋倉・鈴木・中江の3選手は、1年時は3位、2年時は2位とインターハイでは過去涙を呑んできました

ちょうど2年前のインターハイ準決勝・
新田高校戦

大将戦に勝利すれば決勝進出が決定する重要な一戦では、反則負けにより
大成高校が敗退

当時は今と違い映像による確認判定が導入されておらず、審判の対応が曖昧だったこともあり、微妙な判定に観客席からは抗議が殺到

審判の判定は絶対ではありますが、納得のいかない当時1年生の
中江選手も畳から降りることなく数分間立ち尽くしていたこともありました

今季3年生となり臨んだ春の
高校柔道選手権大会、夏の
金鷲旗高校柔道大会はいずれも2位

これまであと一歩が届かなかった3人でしたが、高校生最後の全国大会で悲願の
初優勝を掴んだのです

優勝決定後は、これを知る多くの大成関係者や報道人までもが涙する感動の瞬間でもありました


柔道情報を発信する身として1校に肩入れするのはいけませんが、これまで優勝に届かなかった3選手は、2年間いつも笑顔のない記念撮影ばかり

しかし、高校生最後の大会で3選手の最高の笑顔が見れて嬉しかったりもしました

この仕事はこういったことも楽しさのひとつなんだなぁと…
大成高校の皆さん、おめでとうございます

そして出場された選手の皆さん、お疲れ様でした
皆さん、こんにちは
各都道府県の地方予選を勝ち抜いた代表選手が集い高校柔道日本一を決める「平成27年度第64回全国高等学校総合体育大会(インターハイ)柔道競技」が、奈良県天理市にある天理大学杣之内第一体育館で開幕しました
開会式では連続出場校の表彰も行なわれ、奈良県の名門・天理高校が代表として表彰されました
天理高校は、64回連続出場という大記録
この記録は何処までのびるのでしょうか

8月8日(
土)の大会初日は、男子団体戦1〜3回戦が行なわれ、
全国高等学校柔道選手権大会、
金鷲旗高校柔道大会を制し、『
高校三冠』を狙う注目の
国士舘高校(東京都)が、2・3回戦共に失点なしの圧倒的な強さで明日の4回戦へ駒を進めました

本日最も注目されたのが、
天理高校(奈良県)と
東海大学付属相模高校(神奈川県)の名門対決
天理高校は先鋒戦で先行され、副将戦で田中慎太郎選手が袈裟固めで一本勝ちして1-1の同点にしたものの、大将戦で山崎壱盛選手が渾身の内股を股の間で透かされて一本負け

地元開催ということもあり、
天理高校に期待がかかりましたが、1-2で敗れ、初日で姿を消すこととなってしまいました

その他、大会初優勝を狙う
大成高校(愛知県)、
日体荏原高校(東京都)ら強豪校が順当に4回戦(準々決勝)へ勝ち進んでいます


明日(8月9日)は、男子団体戦の4回戦〜決勝戦、男子個人戦60kg級、66kg級、73kg級が行なわれ、団体と各個人の日本一が決定します
国士舘高校は三連覇達成なるのか。そして、個人66kg級ではシニアでも活躍する
神港学園高校の
阿部一二三選手も登場します

明日の戦いにも注目です