柔道トピックス

第2回 リオデジャネイロ五輪・柔道男子日本代表強化合宿

第2回 リオデジャネイロ五輪・柔道男子日本代表強化合宿

味の素ナショナルトレーニングセンター東京都)で5月1日()より行なわれている、「第2回柔道男子日本代表強化合宿」が5月3日(火)に公開。 4月末の全日本柔道選手権大会を経て100kg超級の代表が決定し、全階級のメンバーが出揃った日本男子柔道。この日は多くの大学や企業から約300名の選手が参加し、五輪代表選手たちは体力強化を目的としたメニューを中心に、約2時間にわたる熱のこもった稽古で汗を流した。

柔道グランドスラム・バクーに出場する81kg級の永瀬貴規旭化成)は不参加となったが、100kg超級の原沢久喜(日本中央競馬会)がこの日の午後から合流。100kg級の羽賀龍之介旭化成)、60kg級の高藤直寿(パーク24)も別メニューでの調整ながら元気な姿を見せた。

今回の合宿のテーマは、8月に開催されるリオデジャネイロ五輪(以下、リオ五輪)の本番に向けて、質量ともに追い込んだトレーニングによって地力を高めること。90kg級代表のベイカー茉秋東海大学4年)が「チーム全体に気合いがみなぎっていて、普段の合宿とは違う雰囲気を感じている」と語ったように、全代表選手が決定してから初の合宿ということもあり、道場は終始、引き締まった雰囲気に包まれていた。

「選手によって状態や課題は違うが、各々が自分の置かれた状況に合わせて、五輪の畳に上がる時に『すべてやり尽くした』と言えるような準備をさせたい」と井上康生監督。今合宿でも「対話」と「分析」を軸に、ミーティングでは戦術面でのアドバイスや、自身の経験も含めた五輪に対する心構えを伝えていくという。

また、19時からは各選手の所属チームスタッフとの情報交換会が開かれ、調整方法や大会出場スケジュール等についての確認も入念に行なわれた。 「第2回柔道男子日本代表強化合宿」は5日6日(金)まで続く。

選手コメント

男子73kg級 大野将平旭化成

男子73kg級 大野将平(旭化成)

五輪代表決定から1ヶ月が経ち、やっとスタートラインに立ったという感じです。 全日本選抜体重別選手権が終わって一度休んでいるので、今はトレーニングを中心とした体作りの段階。特に自分は体をフルに使う柔道スタイルなので、ウェイトやランニングで5月中にしっかりと土台を作り、そこから柔道モードに移っていければと考えています。

リオ五輪での金メダル獲得に向けて、一番重要なことはピーキングとコンディショニングだと思います。もちろん、100%の調子で本番を迎えられれば勝つ自信はあります。ただ、五輪は自分にとって初めての舞台ですし、勝負事は何が起こるか分かりません。

8月のリオ五輪本番までにいろいろな状況を想定し、どれだけ自分の調子が悪くても金メダルが獲れるだけの相手との実力差を積み上げられるように、まずは稽古の中で「自分を超越すること」、「圧倒的になること」を意識していきたいと思います。

男子90kg級 ベイカー茉秋東海大学4年)

男子90kg級 ベイカー茉秋(東海大学4年)

ようやくリオ五輪への切符を掴めてホッとしていますが、「勝負はここから」という気持ちも強く、気を引き締めて、死にものぐるいで合宿に参加しています。代表選手たちは世界チャンピオンになった経験がある人ばかり。こうして間近で練習を見させてもらい、見習うべき部分が多いし、すごく勉強になっています。自分も早く追い付きたいけれど、そのためには五輪で金メダルを獲るしかないと思っています。

(前日に再発した)左肩の亜脱臼の状態は特に問題ありません。今日の乱取りは大事を取り軽めにしましたが、調子そのものは全日本選抜体重別選手権のときよりもずっと良いです。 自分の長所であるパワーやスタミナは誰にも負けないし、外国人相手にも十分に通用する自信があります。その持ち味をさらに伸ばして、五輪の舞台に臨みたいと思います。

私は2000年のシドニー五輪で、井上康生監督が金メダル獲った姿に憧れて柔道を始めたので、「次は自分の番だ」と強い気持ちを持っていますし、五輪で金メダルを獲ってお世話になった人たちに恩返しができればと思います。

男子監督 井上康生

男子監督 井上康生

リオ五輪まで残り約3ヶ月。選手によって状態や課題は違いますが、一人ひとりが自身の状況を考えながら合宿に取り組んでくれていますし、徐々に稽古の熱気も上がってきています。

モチベーションやスケジュール等の問題があったとはいえ、代表に選ばれた選手の中には、全日本選抜体重別選手権で結果を残せなかった者が多かった。その事実については、選手はもちろんのこと、監督である自分自身も危機感を感じています。ただ、過ぎたことを取り戻すことはできませんし、現実を受けとめ、反省すべき点はしっかりと反省し、その上で五輪までに何をすべきかを考えていくしかありません。

怪我での影響で出遅れている選手もいますが、最も大事なことは8月6日からのリオ五輪本番に照準を合わせること。今後もコミュニケーションを密に図りながら、選手たちが最高のパフォーマンスを発揮できるように、しっかりとマネジメントをしていきたいと思います。

強化合宿の風景

  • 柔道男子日本代表選手とサポートメンバー
  • 寝技練習風景
  • 強化委員長・山下泰裕と男子監督・井上康生
  • 男子監督・井上康生
  • 60kg級・高藤直寿
  • 66kg級・海老沼匡
  • 73kg級・大野将平
  • 強化委員長・山下泰裕と90kg級・ベイカー茉秋
  • 100kg級・羽賀龍之介

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