柔道ニュース

谷亮子選手 現役引退

谷亮子選手 現役引退

女子柔道48kg級の日本代表で、オリンピック2連覇、世界柔道選手権6連覇など、数々の実績を残した谷亮子選手(オフィスリョウコ)が、2010年10月15日記者会見を行なった。

会見で谷選手は、「これまで様々な方にご支援を頂き、最高の成績を収めることができました。日本中、世界中のファンの皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。 柔道と政治活動の両立をしていくことに応援と支持を頂きましたが、これからはスポーツの振興と環境づくりを行なっていきたいという強い希望を持っています。」と、選手としての現役引退を表明した。

また、「日本では仕事、子育てをしながらスポーツをするのは周りの協力がないと無理。 海外に比べてそういう環境が整っていない。これからは選手のために環境を整えていきたい。」と、今後についての意気込みも語った。

谷選手は、小学2年で柔道を始め、出場したオリンピック5大会すべてでメダルを獲得(金2、銀2、銅1)。 世界柔道選手権でも6連覇を含む7回の優勝。全日本選抜柔道体重別選手権でも11連覇を含む14回の優勝を誇る。

谷亮子選手の主な戦績

オリンピック柔道競技・世界柔道選手権大会・全日本選抜体重別選手権大会における谷亮子選手の戦歴をご紹介します。 (階級はすべて48kg級。)

オリンピック柔道競技

1992年
銀メダル
(スペイン:バルセロナ)
1996年
銀メダル
(アメリカ:アトランタ)
2000年
金メダル
(オーストラリア:シドニー)
2004年
金メダル
(ギリシャ:アテネ)
2008年
銅メダル
(中国:北京)

世界柔道選手権大会

1991年
銅メダル
(スペイン:バルセロナ)
1993年
金メダル
(カナダ:ハミルトン)
1995年
金メダル
(日本:千葉)
1997年
金メダル
(フランス:パリ)
1999年
金メダル
(イギリス:バーミンガム)
2003年
金メダル
(日本:大阪)
2007年
金メダル
(ブラジル:
リオデジャネイロ)

全日本選抜柔道体重別選手権大会

1990年
銅メダル
1991年
金メダル
1992年
金メダル
1993年
金メダル
1994年
金メダル
1995年
金メダル
1996年
金メダル
1997年
金メダル
1998年
金メダル
1999年
金メダル
2000年
金メダル
2001年
金メダル
2003年
金メダル
2004年
金メダル
2005年
金メダル
2007年
銀メダル
2008年
銀メダル

技術もさることながら、気持ちの強さが群を抜いており、強さだけではないその人気から、「柔(やわら)ちゃん(人気柔道漫画「YAWARA」のヒロイン名)」の愛称で親しまれていた。

現役生活の約20年間、谷選手がトップを走ることで、多くの選手達が追いかけ、レベルが向上していった。 現在の日本女子柔道の強さがあるのも谷選手の功績が大きく、数々の金字塔を現在は次世代の選手達が立派に引継いでいる。

長い間、日本女子柔道を牽引してきた谷選手には、多くの賛辞と感謝の気持ちが送られた。今後新たな舞台でも、多くの人の期待に応える活躍をしてくれるだろう。

全日本柔道連盟:上村春樹会長コメント

20年間、日本の大黒柱として日本の柔道を守り、支えてくれた。小さな体で日本女子柔道を引っ張り、またヤワラちゃんの愛称で女子柔道を浸透させてくれた、すごい選手だった。ありがとうと声を掛けたい。

全日本柔道連盟:吉村和郎強化委員長コメント

本当にお疲れ様。今までの努力に敬意を表したい。日本女子柔道隆盛の基礎をつくり、牽引してくれた。これからは国民のために頑張って頂きたい。

谷亮子選手のプロフィール・戦歴


柔道チャンネルでは、柔道部・日本柔道・国際柔道・世界柔道・柔道整復師・柔道整復師専門学校・接骨院の関連情報がご覧頂けます。また、柔道大会情報や柔道家・選手紹介、柔道組織情報、柔道お役立ち情報など柔道に関する情報が満載です。

注目ワード