みなさん、こんにちは

毎度おすすめ接骨院のご紹介などをしている当ブログですが、今回は少し趣向を変えまして、丈夫な骨を作る習慣についてお話します。
私たちの体を形作る上で、主軸となる一番大事なパーツが「骨」です。
身長がぐんと伸びる成長期の子供なら、骨の成長を実感できますが、ある程度大人になると、骨の成長を感じるのは難しいですよね。
しかし、骨はいくつになっても代謝を続け、日々古い細胞を捨て、新しい細胞に生まれ変わっています。
健康を保つためには、骨の状態に気を配ることも欠かせません。
特に、骨の生活習慣病と言われる「骨粗しょう症」は、自覚症状がないうちに進行し、骨折してはじめて病気が分かることが多いようです

骨粗しょう症になると、気付かないうちに背骨を圧迫骨折したり、ちょっとした転倒などで体を支える大きな骨が折れたりと、日常生活に支障をきたす大ケガ

そうならないためには、食生活や運動の習慣を見直して、予防したり改善したりすることが大切ではないでしょうか。
では、具体的に丈夫な骨を作る習慣を見直してみましょう


まず見直して欲しいのは、食生活です。
骨を強くするのに有効な栄養素と言えば、「カルシウム」を思い浮かべる方が多いと思います。
しかし実は、カルシウムだけを摂取しても骨は丈夫になりません。
健康な骨作りには、「カルシウム」「ビタミンD」「ビタミンK」の栄養素をバランス良く摂ることが重要だと分かっています。



これら3つの栄養素の働きで、健康な骨が作られるのです。
さらに、血中のカルシウム濃度を調整するマグネシウムも合わせて摂ると、より効果的だと言われています。
カルシウムは、乳製品・大豆製品・魚介類・野菜・海藻類・種実類と多くの食品に含まれています。
その中でも、カルシウムとビタミンDを多く含む食品に、イワシの丸干しがあり、カルシウムとビタミンKを多く含む食品に、小松菜、納豆があります。
どれも日本人には馴染み深い食品で、健康的な生活を送るために、「バランスの良い食事」が欠かせないということに通じますね


次に見直して欲しいのは、運動の習慣。
運動不足が健康に良くないことは広く知られていますが、骨の健康を保つのにも運動は欠かせない要素です。
骨は、重力に逆らう縦方向の刺激を与えることで、骨細胞の働きが活発になり、カルシウムの沈着が促されて骨質が良くなったり、骨が作られやすくなったりします。
40歳くらいまでの比較的骨量が安定している方は、ジョギングなどの体に適度な負荷のかかる運動を積極的に行ない、骨を丈夫にしましょう

加齢により骨量が減少している心配のある方は、歩いたり、手首や足首を曲げ伸ばししたり、日常生活の中で少しずつ負荷がかかるような運動を心がけることが大切です

他にも、階段を上り下りするときに足裏全体に体重がかかるようにしたり、背筋を伸ばして姿勢良く立ったり、椅子に浅く腰掛けて足裏をしっかりと床に着けたりするだけでも、骨の健康につながります。
ほんの少し意識して行動すれば、骨を鍛えることができそうです

カルシウムやミネラル豊富でバランスの良い食事を摂り、適度な運動習慣を身に付けて、いつまでも元気で長生きしたいものです。
ぜひ骨の健康作りに、できることからはじめてみて下さいね!